すごすぎ土壌特集
2025-05-10 10:27:52

地質の日に注目!選りすぐりの土壌の魅力を探る

地質の日に注目!選りすぐりの土壌の魅力を探る



5月10日は「地質の日」です。この日を機に、株式会社UPDATERが展開するプロジェクト「みんな大地」が選んだ「すごすぎ土壌6選」をご紹介します。土壌は私たちの食や農業に欠かせない存在であり、未来の豊かさを支える重要な資源です。興味深い土壌の特性を知ることで、皆さんもその重要性を感じていただけると思います。

「みんな大地」とは?



「みんな大地」は、農地や森林などの再生可能な環境資源を対象に、環境への貢献度を可視化し、その結果をもとに様々なアプローチで土壌の健康を促進する活動を行っています。このプロジェクトは、2021年に始まり、独自の土壌診断技術を駆使し、全国で127カ所の土壌を調査しました。土壌の健康は、 biologic diversityの維持に欠かせない要素であり、私たち人々の生活にも大きな影響を与えています。

すごすぎ土壌6選



1. 396億円相当!?の奇跡の土壌(神奈川県相模原市・abiofarm)


この土壌は菌根菌が10グラムあたり約660個も生息しています。それが1ヘクタールで396億円相当というのは驚きです。菌根菌は植物にとって欠かせない存在であり、その生態系の強さを示しています。

2. 植物と菌、手をとりあって生きる(神奈川県茅ケ崎市・農園つづく)


こちらの土壌は、共生率77%という非常に高い数値を誇っています。植物と菌根菌の関係性はWin-Winであり、滋養を与え合う様子が伺えます。

3. 落ち葉が育んだ微生物多様性(埼玉県所沢市・陽子ファーム)


武蔵野の落ち葉堆肥農法で形成されたこの土壌は、バクテリアの多様性指数が最大と、非常に多様性に富んでいます。地域の環境保全には欠かせない技術です。

4. 耕さない世界平和(神奈川県茅ヶ崎市・はちいち農園)


不耕起農業を実践するこの畑では、土壌を耕さないことで、土の力を損なうことなく多様な生物が生息できる環境を保っています。その結果、病害虫もほとんど発生しない、安心して栽培できる農地が実現しています。

5. 日本が誇る美味しい有機抹茶の育つ場所(静岡県菊川市・Hattori Tea Farm)


このファームの有機抹茶は、環境に優しいソーラーシェアリングを導入し、新たな価値を生み出しています。地域の炭素貯留量も地域標準の約4.5倍というから驚きです。

6. 農と放牧で再生する大地(福島県矢吹町・アグロエコロジー)


4年前は荒れ地だったこの場所は、現在では土壌の炭素貯留量が約3倍に増加。地域で育てた牛を放牧することで、自然の力を活かした新たな農法が確立されています。

知られざる土壌の魅力


これら6つの土壌は、それぞれに個性的な特徴を持ち、土壌が持つ可能性と重要性を物語っています。地下の生物たちの営みは目に見えないものですが、私たちの生活に大きな影響を与えています。深く掘り下げて土壌を理解し、活用することで、地域全体が豊かになる可能性が広がります。

私たちの周りには、まだ知られていない素晴らしい自然資源が眠っています。これを利用することで、地域の持続可能性を高めることができるのです。興味を持たれた方は、ぜひ「みんな大地」にお問い合わせを。また、自身の地域でも土壌調査を行い、まだ見ぬ資源を発見してみてはいかがでしょうか。土壌は未来の鍵を握る存在でもあります。


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