CO2排出量可視化チャレンジ
2025-01-31 02:45:24

岡山大学が取り組むCO2排出量可視化チャレンジ成果発表会の全貌

岡山大学が開催したCO2排出量可視化チャレンジ成果報告会



2025年1月20日、岡山大学の津島キャンパスにて、岡山県商工会連合会および株式会社中国銀行との共催による「CO2排出量可視化チャレンジ成果報告会」が開催されました。このイベントには、県内の中小企業や金融機関の支支援者約60人が参加し、岡山大学の取り組みについての情報が共有されました。

CO2排出量可視化に向けた挑戦


報告会では、学生たちがカーボンフットプリント(CFP)を算定する取り組みが紹介されました。このプロジェクトは岡山大学と岡山県商工会連合会の連携の一環として行われており、学生たちは岡山技研工業株式会社の2つの製品について、経済産業省と環境省が提供するガイドラインに基づいてCFPを算出しました。グリーンハウスガス排出量の算定に取り組むことで、環境に配慮した製品開発を進めるための助けとなることを目指しています。

環境省からの高い評価


会の冒頭では、環境省地球環境局の峯岸律子課長補佐が来賓として挨拶し、岡山大学のCFPチャレンジが全国でも特に模範的な取り組みであることを強調しました。また、学生たちの努力が将来の持続可能な社会を構築する上で、非常に重要であると述べられました。

中小企業と学生の熱い議論


その後、天王寺谷研究室に所属する学生たちがCO2排出量の計算結果をプレゼンテーションしました。参加者たちとの間では、中小企業がどのように脱炭素に向けての取り組みを加速させるかについて活発な意見交換が行われました。学生たちは、学んだ知識を将来の就職先で活用したいとの感想を述べる一方、川上哲治専務取締役は初めて知ったCFPの仕組みを理解することで、企業価値向上のために何をすべきかを再認識したとのことです。

今後の展望と地域への貢献


天王寺谷研究室は、来年度も県内企業と共にCFPを算出するチャレンジを行う計画です。また、岡山大学は環境省による「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」に採択されており、産学官連携を通じて地域全体の脱炭素を推進しています。このような取り組みを通じて、地域社会における脱炭素意識を高め、持続可能な社会を実現するための支援を続けていく姿勢があります。

結びに


今回の報告会は、学生たちの学びが環境問題への関心を高めるだけでなく、中小企業との協力を通じて地域に新たな価値を創出するきっかけとなることが期待されます。岡山大学の取り組みに今後も注目していきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 CO2排出量 カーボンフットプリント

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。