ロッテのSTEM体験プログラム「Girls Meet STEM」の魅力を探る
埼玉県さいたま市にあるロッテ中央研究所で、2年連続となる中高生女子向けのSTEM(理系)体験ツアー「Girls Meet STEM」が開催されました。株式会社ロッテは、女性の理系進出を促進する活動の一環として、公益財団法人山田進太郎D&I財団の取り組みに参画。これにより、参加者に理系分野の魅力を伝え、将来のキャリア選択の可能性を広げることを目指しています。
ツアーの当日について
この日は、35名の中高生女子がロッテ中央研究所を訪問。プログラムでは、チョコレートの香りを分析したり、アイスクリームの開発現場を見学したりする体験が用意されました。参加者からは「普段食べているアイスの裏側を知れて面白かった」「理系に自信がないが、関心が持てた」との感想が寄せられ、将来に向けた興味が育まれました。
また、ツアーを通じて、学生たちはお菓子の開発に関する様々な職種や研究分野について学ぶ機会を得ました。
プログラムの内容
基礎研究
参加者は、まずおいしさに関連する香りに注目。香りの体験を通じて、「鼻で嗅ぐ香り」と「食べた時に口から鼻に抜ける香り」の違いを理解しました。実際にガーナミルクチョコレートを試食し、香りの体験と分析結果を比較することで、香りが持つおいしさの秘密に迫りました。
開発研究
開発と研究においては、アイスクリームがどのように作られるのか、その過程を体験。アイスミックスの段階から、凍結された滑らかなアイスの違いを実際に観察し、レシピ作成の工夫にも触れました。この段階で、参加者はアイスクリームの物性や味わいに応じた開発プロセスを学びました。
感性研究
おいしさを評価するための「官能評価」にも挑戦。アイス「クーリッシュ」の異なる品質を食べ比べ、季節ごとの味わいを実現するための微細氷の技術を体感。これにより、食品開発における感性研究の重要性を理解しました。
座談会
ツアーの後半では、女性社員との座談会が行われ、参加者たちは気になる質問を投げかけました。「食品の研究職になるための勉強法」「ロッテに入社した理由」「仕事のやりがいや苦労」など、実体験に基づく貴重なアドバイスが共有され、参加者との交流が活発に行われました。
担当者のコメント
ロッテ中央研究所の是永春奈さんは、中高生女子に向けて女性社員の働き方を楽しく知ってもらうために、ツアーを企画したと語っています。「お菓子やアイスの研究開発がどのように行われているのかに興味を持ってもらえたのではないか」とのこと。理系は難しいと思われがちですが、お菓子という身近なテーマを通じて、将来の可能性を広げる良い機会となりました。
DEIとサステナビリティの取り組み
ロッテは、持続可能な社会の実現に向けて、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を重要テーマとして掲げています。ジェンダー平等の推進に取り組みながら、次世代の支援活動を継続し、多様な人材が活躍できる社会を目指しています。
まとめ
「Girls Meet STEM」は、女子中高生に理系キャリアの魅力を伝える貴重なプログラムです。このような体験を通じて、未来の選択肢を広げることができる素晴らしい機会と言えるでしょう。興味を持った方は、次回の開催にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。