大学生の昼食事情を探る！コンビニ飯に対する本音とは？

株式会社RECCOOが運営する、Z世代に特化した調査サービス『サークルアップ』が、現役大学生の昼食に関する最新のリサーチを発表しました。今回の調査では、特にコンビニ飯に焦点を当て、大学生たちの昼食に関する意識や実態を深掘りしました。ここで紹介する内容は、大学生のリアルな本音を反映した結果となっています。

手作り弁当が最も多い昼食スタイル

調査によると、授業がある日の昼食として最も多いのは手作り弁当で、全体の33％を占めました。次いで学食が30％、コンビニ飯は26％という結果に。多忙な学生生活の中で、手作り弁当の選択肢が依然として多いことが分かります。自宅で手間をかけずに作ることができれば、コストを抑えつつ満足度を高められるというメリットがあるようです。

昼食選びで重視される「値段」

大学生たちが昼食選びで最も重視する点は「値段」で、53％がこれを回答しました。ほとんどの学生は、ランチにかける予算を300~500円に設定しており、500円前後が主流という印象です。大学周辺の飲食店に行くことが少ないのは、価格が高いことが影響していると考えられます。

コンビニ飯は時間がないときの代替手段

大学生がコンビニで昼食を購入する割合は、週に1~2回が最も多く、全体の58％が週1回以上買っているとの結果が出ました。「時間がないとき」という理由が63％と圧倒的多数を占めており、学食が混雑していたり、自宅から持参する食事がなかったりする場合に、コンビニの利用が加速するようです。

コンビニ飯に対する「妥協感」

興味深いことに、70％の大学生が「コンビニで昼食を買うことを妥協だと感じる」と回答しています。理由としては、価格の高さや栄養バランスの悪さ、味の満足度を挙げる声が多く、これらが不満点として集約されました。

特に「割高だから」という金銭的な不満が98件を占め、健康面や味についても多くの意見が寄せられました。

理想のコンビニランチとは？

また、調査ではコンビニに求める理想の昼食メニューについても質問しています。多くの学生が栄養バランスの取れたお弁当や、小分けされたセットを求めており、健康や満足感に配慮した選択肢を希望していることが分かりました。特に、お弁当やサラダ、肉類が組み合わさったものが人気のようです。

まとめ

今回の調査から、大学生の昼食事情は「コストパフォーマンス」や「タイムパフォーマンス」に対して不満を抱えている部分が多いことが明らかになりました。単なる「妥協」ではなく、大学生活をより充実させるための満足できるランチを求める声が多く寄せられています。今後、学生たちがより良い選択を楽しめる環境が整うことを期待したいですね。