農業の未来を変える!「ウネマキ」発売と先行体験会のご案内
農業従事者の高齢化や人手不足が深刻な問題となる中、作業負担を軽減する新たな農業支援ロボットが誕生します。株式会社FieldWorksが開発した「ウネマキ」は、ラジコン式の薬剤散布ロボットで、2025年12月1日に発売される予定です。このロボットは、「楽に、速く、確実に、背負わない動噴がやってきた。」というコンセプトのもと、最大70メートルの距離から操作でき、農薬散布時の被ばくリスクを低減することが大きな特長です。
先行体験会の開催
「ウネマキ」の発売に先立ち、全国の圃場でこのロボットの効果を試せる先行体験会が10月1日から始まります。参加希望者は、9月29日からウェブサイトを通じて申し込みが可能です。
【お申し込みはこちら】
FieldWorks公式サイト
さらに、同じく10月1日から開催される農業WEEKでも「ウネマキ」を展示し、デモや予約販売を行います。この機会を見逃さないよう、ぜひ足を運んでみてください。
「ウネマキ」の開発背景
「ウネマキ」の開発は、九州のさつまいも農家からの要望がきっかけでした。従来、農家は20Lの動噴を背負って作業しており、散布ムラや過酷な作業が課題となっていました。このような状況に対し、FieldWorksはロボットを活用した「誰でも効率的に作業できる」解決策を提供するために「ウネマキ」の開発を決定しました。
さまざまな利点
このロボットを利用することで得られる主なメリットは以下の通りです。
- - 散布ムラの改善:均等な散布が可能になり、農薬の使用量を減少できます。
- - 作業時間の短縮:最大で時速4kmで移動でき、作業時間を大幅に削減。
- - 労働者の負担軽減:背負う必要がなくなり、身体への負担が減ります。
- - 多機能性:1台で除草剤と防除の両方に対応可能。
「ウネマキ」の特長
1. ノズルの付け替え
ウネマキは、除草と防除の両方に利用できるようノズルが簡単に取り替えられます。散布幅や高さ、角度も調整できるため、さまざまな作業に対応します。
2. 環境に応じた選択
使用環境に応じた最適な設定が可能です。ポンプの数やタンクの数、車幅などを選べることで、ニーズに合わせたカスタマイズができます。
3. 操作の安全性
最大70メートル先までラジコン操作ができるため、作業者が薬液に触れるリスクを大幅に減少させることができます。片手で軽々と操作できるため、作業の安全性が確保されます。
基本仕様
- - タンク容量:23L
- - 運転時間:120分
- - バッテリー:18V×2本(電動工具用)
- - サイズ:全長1100mm、全高490mm、全幅350mm
- - 本体重量:16kg(充電池・付属品含む)
なお、製品版の仕様は変更される可能性がありますので、最新情報はウェブサイトで確認してください。
先行体験会の詳細
- - 内容:申込者の圃場でウネマキの操作体験を実施し、実際に薬剤散布も可能です。
- - 実施期間:2025年10月1日〜12月26日
- - 費用:無料
- - 申し込み期間:2025年9月29日〜10月31日
申込みはFieldWorksの問い合わせフォームから行うことができます。実施可能な日程については、申し込み内容をもとに調整されますので、希望の日時に添えない可能性があることを了承してください。
この新しい農業ロボット「ウネマキ」とともに、効率的で安心な農業の未来を体験してみてはいかがでしょうか。