冬の入浴後の赤み
2025-12-17 09:35:58

冬の入浴後に顔が赤くなる理由と対策を皮膚科専門医が解説

冬の入浴後、顔が赤くなる理由とは?



冬が訪れると、温かな入浴が恋しくなります。しかし、多くの方が経験する「入浴後に顔が赤くなる」という現象。この赤みの原因についてお話ししましょう。

医療法人社団鉄結会が実施した調査によると、全国の20~50代男女300名を対象とした結果、実に約9割の人が入浴後に顔が赤くなるとしています。

調査結果をもとに見えてきた現象



具体的には、「毎回赤くなる」という人が28.7%、「よく赤くなる」が38.0%、「たまに赤くなる」という答えも21.3%あり、合計で88%に達しました。この調査から見えるのは、入浴後の顔の赤みが非常に一般的であることです。

赤みが残る時間は?



また、入浴後の赤みがどのくらい続くかも調査しました。「10分以上赤みが続く」と回答した人が約63%もいることが分かり、日常生活においても影響を及ぼす可能性があることが示唆されました。

温度の好みと認識のギャップ



さらに興味深い調査結果として、約7割が41℃以上の熱いお風呂を好む一方で、その高温入浴が肌に与える負担を認識していないというギャップが明らかになりました。「あまり認識していない」41%、「認識していない」27%という結果が示すように、多くの人が温冷差による肌トラブルについて無関心なのです。

温冷差によるトラブル



実際に経験した肌トラブルについての調査では、「入浴後の顔の赤み」が72.3%で最多、次に「肌の乾燥・つっぱり」68.7%、そして「肌のかゆみ」が43.2%と続きました。総じて約9割以上の人が何らかの肌トラブルを抱えています。

肌に優しい入浴方法



それでは、冬の入浴で起こりやすい肌トラブルを避けるためには、どのような対策が考えられるのでしょうか?
医師によると、以下のポイントを意識することが重要です。
1. ぬるめのお湯に設定する:お湯の温度は38~40℃が理想です。
2. 長湯を避ける:入浴時間は10~15分程度に抑えましょう。
3. 脱衣所を温める:入浴後の急激な温度変化を小さくするために、あらかじめ温めておくことが効果的です。
4. 入浴後の保湿ケア:しっかりと保湿を行うことで、肌を保護します。
5. 急に冷やさない:入浴後、顔を冷水で急に冷やすのは避けましょう。

お悩みをもつ方々へ



多くの方が入浴後の赤みや肌のトラブルに悩んでいることが、今回の調査を通じてわかりました。
もし、入浴後の赤みが長時間続く場合や、日常的に顔の赤みが気になる方は、まずは専門医に相談することをお勧めします。
アイシークリニックでは、形成外科専門医が診察し、最適な治療プランを提案します。
クリニックは東京都内を中心に6つの院を展開し、駅からのアクセスも抜群です。無料カウンセリングも実施していますので、気軽に立ち寄ってみてください。

クリニック情報


  • - アイシークリニック新宿院
所在地:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アクセス:新宿駅南口より徒歩3分
  • - アイシークリニック大宮院
所在地:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
アクセス:大宮駅東口より徒歩1分

冬の寒さに負けず、健康で美しい肌を保つために、適切な入浴を心がけましょう。


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