BELCEAU誕生
2025-06-01 08:05:29

中大規模木造建築の新ブランドBELCEAU誕生!持続可能な未来を目指す

木の温もりを感じる新しい建築スタイル『BELCEAU』



埼玉県を中心に活動を展開する株式会社LADが、新たな木造建築ブランド『BELCEAU(ベルソー)』を6月1日に発表しました。このブランド名には、モノが持つ温かみと人々の生活を包み込むような優しさを込めています。「木」と「人)は強く結びついており、この理念のもとに設計された建物は住まいだけでなく、そこに住む人々の人生も育んでいくことを目指しています。

環境への配慮を考えた『BELCEAU』の意義



木造建築は、CO2の貯蓄が可能であるため、持続可能な社会を実現する重要な要素と位置づけられています。『BELCEAU』は、木や人との関係を大切にしつつ、循環型建築の実現を目指します。2010年に制定された木材利用促進法以来、公共・民間問わず、木質化の必要性が叫ばれていますが、日本の豊かな森林資源の活用はまだまだ不足しています。

最近では、耐火告示やCLT(直交集成板)、木造トラスなど、多くの技術革新が進んでおり、これまでの鉄筋コンクリート造や鉄骨造に匹敵する水準に達しています。安定した耐久性や耐火性、遮音性を持ちながらも優れた断熱性・気密性を兼ね備えています。

また、2025年の大阪万博に向けて、数多くの木造建築が計画されていることも注目すべき点です。中でも「大屋根リング」と呼ばれるCLTを主構造とした建物は、世界最大となる木造建築物としてギネス認定も受けています。これにより、木造建築の可能性が再評価され、国産材や地域資源の利用が見込まれています。

木質化によるコスト削減と社会的意義



建築コストが高騰する中で、鉄筋コンクリートや鉄骨造から木造への切り替えの相談が増加しています。木造建築は、軽量のため地盤への負荷が少なく、杭や地盤改良などのコスト低減にも貢献します。このように、木質化のメリットは単に環境負荷の軽減だけでなく、経済的な利点も兼ね備えています。

未来を見据えた取り組み



日本の森林資源は豊かですが、コストや流通、さらには人材不足により有効活用が進んでいません。中大規模木造建築物の木質化は、林業を活性化し、古来の伝統的な木造技術を守り・継承することにもつながっています。これから、私たちLADは『BELCEAU』を通じて、魅力的で実用的な中大規模木造建築物の設計を進め、脱炭素社会の実現に貢献していく所存です。

お問い合わせ先



興味のある方はぜひ、BELCEAUの公式サイトをご覧いただき、新しい木造建築の可能性を探ってみてください。お問い合わせは、株式会社LADの高山までどうぞ。お待ちしています。

公式サイト: BELCEAU公式サイト

問い合わせ先: 株式会社LAD 担当:高山 TEL 048-287-3037


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