税理士業務を革新するAI「ツキラク」
株式会社Feynma Technology(名古屋市東区)と弥生株式会社(東京・千代田区)が共同で、新たな税理士業務効率化を目指す実証実験に着手しました。本実験では、弥生が提供する新サービス「ZEXT(β版)」とFeynmaが開発した監査AI「ツキラク」を連携させ、税理士事務所の生産性向上を図ることが目的です。
監査AI「ツキラク」の魅力
「ツキラク」はAIを活用し、税理士の定型作業を自動化します。帳簿のチェックや顧客への確認作業を従来の1日からわずか5分に短縮。これにより、税理士はより質の高いサービス提供や顧問先とのコミュニケーションに注力することが可能となります。自動エラーチェックや月次監査業務の効率化によって、税理士事務所の業務が大きく変わることが期待されています。
「ZEXT(β版)」との連携
今回の実証実験では、「ツキラク」のユーザーが「ZEXT(β版)」を利用する際の具体的なユースケースを検討します。税理士事務所での両サービスの併用や業務フローの最適化、さらには顧問先への提案手法の確立など、多岐にわたる検討が行われます。また、「ZEXT」の出力データを用いた監査業務の効率化も重要な検証ポイントです。これにより、税理士が抱える時間的な負担を軽減し、業務全体をスムーズに進行できる環境を実現します。
今後の展望
「ツキラク」の完全版が「ZEXT」と連携し、税理士の監査業務をさらに効率的に進められるよう、サービスの開発を進めていきます。AI技術を駆使した新しい監査プロセスにより、税理士は多忙な日常業務から解放され、顧客との関係構築や品質向上にもっと時間を費やせるようになるでしょう。
弥生株式会社について
弥生は中小企業を支えるバックオフィス業務の支援に注力しており、業務ソフトウェア「弥生シリーズ」を提供しています。「弥生シリーズ」は、350万人以上のユーザーに支持され、多くの事業者がビジネスの成長を実現するための強力なパートナーとなっています。弥生のCEO、武藤健一郎のもと、業界最大規模のカスタマーサービスを展開し、AIとテクノロジーを活用した事業支援に合わせて、常に進化を続けています。
株式会社Feynma Technologyについて
一方、Feynma Technologyは「テクノロジーで働くヒトを助ける」という理念を掲げ、AIやディープラーニングを活用したサービスを提供しています。税理士業務の効率化だけでなく、研究開発やコンサルティング分野でも活躍中です。今後もAIや技術革新を活かし、働き方改革に貢献するための努力を続けていきます。
まとめ
このように、「ツキラク」と「ZEXT(β版)」の連携が実現することで、税理士の業務が効率化され、より良いサービス提供へとつながる可能性があります。税理士の皆様はぜひ、この革新的なサービスを体験して、業務の質を向上させる機会を得てほしいと思います。