春の花々が彩る国営武蔵丘陵森林公園
埼玉県比企郡滑川町と熊谷市楊井に位置する国営武蔵丘陵森林公園は、1974年にオープンした日本初の国営公園として親しまれています。東京ドーム65個分という広大な敷地を有し、春になると多彩な花々が咲き誇ります。
70万本のアイスランドポピーが開花!
4月に入ると、園内では約70万本ものアイスランドポピーが見頃を迎えます。この美しい花が公園の春を告げる代表的な存在となり、明るい黄色、白、オレンジの花が柔らかな新緑と共に揺れる姿はインスタ映え間違いなしです。見頃は4月上旬から下旬まで続きます。
アイスランドポピーは寒さに強く、風に揺れるその花びらは特に印象的です。春の穏やかな日差しの中で、心に残る風景を楽しむ絶好のチャンスです。
4月下旬からはさらに華やかな花々も!
アイスランドポピーが終わると、4月下旬からは「デルフィニウム」や「ルピナス」が次々と開花します。デルフィニウムは爽やかな青色の花高が特徴で、5月上旬から下旬にかけて見頃を迎えます。また、ラベンダーや藤のような花を持つルピナスは、この時期に美しい景観を形成します。
カラーリーフガーデン ~いろはの庭~ も要チェック!
2024年のリニューアルにより、新たに華やかな春バラが楽しめる「カラーリーフガーデン ~いろはの庭~」が登場します。5月には、多様な色合いのバラが皆さんを迎えてくれますので、お見逃しなく。
セグウェイでの花見ツアーもおすすめ!
国営武蔵丘陵森林公園は、都心から車で約1時間というアクセスの良さでも人気です。家族での日帰り旅行や、春のドライブにぴったりの場所です。特に、公園内をセグウェイで巡るツアーは、海外の観光客にも評価されています。事前予約が必要ですが、春の花々に囲まれたツアーは特別な体験となるでしょう。
公園内のグルメ情報
春のお花見には、園内のレストランや売店で提供される春限定のメニューもお楽しみください。たとえば、ふきのとうの風味が魅力の「桜と山のピザ」や、かわいらしい「くまさんソフト」などが人気です。
- 価格:1,680円(税込)
- 販売場所:中央レストラン(販売期間:4月下旬頃まで)
- 価格:580円(税込)
- 販売場所:西口売店(販売期間:4月中旬頃まで)
広大な自然と遊び場
公園内には、トランポリンやアスレチックが楽しめる「ぽんぽこマウンテン」があり、お子さま連れのファミリーも満足できるアクティビティが豊富です。自然と触れ合いながら、家族で思う存分楽しむことができるでしょう。
公園のアクセスと基本情報
国営武蔵丘陵森林公園は、豊かな自然に囲まれた空間で、心地良い春の訪れを感じられるスポット。三つの花畑がそれぞれ800m~1.6kmの距離があるため、便利な園内バスやレンタサイクルを利用して散策することをおすすめします。混雑を避けてのんびりと花を見ることができるのも魅力です。
施設情報
- - 所在地:埼玉県比企郡滑川町山田1920
- - 開園時間:3月1日~10月31日 9時30分~17時(11月も短縮営業あり)
- - 休園日:年末年始や特定の周期で休園
アクセス方法
- - 自家用車:関越自動車道「東松山」I.C.から熊谷方面へ約10分。
- - 公共交通機関:電車・バスでのアクセス方法もあり、詳細は公園の公式ウェブサイトでご確認ください。
春の訪れを感じに、ぜひ国営武蔵丘陵森林公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。花々と共に素晴らしいひとときを過ごせることでしょう。