岡山大学と街づくり
2025-04-20 01:59:22

岡山大学広報誌「いちょう並木」第108号の発行と街づくりの新展開

岡山大学広報誌「いちょう並木」Vol.108の発行



岡山大学は、2025年4月1日に広報誌「いちょう並木」の第108号を発行しました。今回のテーマは「この街と岡山大学 まちを診る、街を創る」というもので、地域に根ざした大学としての取り組みが特集されています。

地域を見つめる挑戦


岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学(J-PEAKS)として知られています。本号では、この大学が注力している地域の持続可能な発展や課題解決のための取り組みを詳しく取り上げています。

持続可能な街づくり


氏原岳人准教授が手がける都市計画研究は、地域が直面するさまざまな課題に向き合い、「まちを診て、まちを治療する」アプローチで進められています。防災や交通問題、空き家問題に対して実践的な解決策を探る氏原准教授の研究は、岡山の未来を形作る重要なプロジェクトです。

古墳研究と新技術


本号では、光本順教授率いる研究チームの「古墳を空から探る」プロジェクトも紹介されています。ドローンとレーザー技術を利用し、古代の地形や人々の営みを明らかにするこの試みは、考古学の新たなアプローチとして注目されています。この技術を通じて、岡山の歴史を立体的に理解することが目指されています。

吉備中央町の未来


さらに、吉備中央町のまちづくりを支える「きびアプリ」の開発に取り組む佐藤康晴教授と学生たちの努力も特筆すべきです。このアプリが地域の健康促進や買い物、移動のサポートを担い、高齢者のデジタル操作を支援するためのタッチペンの開発も進められています。地域住民の生活をより豊かにするためのこの取り組みは注目を浴びています。

防災意識の向上


「おかやまバトン」による防災教育の取り組みも重要です。災害時に自ら行えることを学ぶことを目的としたプログラムや、子どもたちを対象としたシミュレーションゲームを通じて、地域全体の防災力を向上させることを目指しています。

学生の多彩な活動


広報誌では、岡山大学の学生たちの活躍も紹介されています。教育学部の片山順貴さんは演劇部の活動を通じて舞台芸術の世界で成功を収め、工学部の山本晴留さんはアイスホッケーでの活躍が称賛されています。その挑戦と熱意は、大学を代表する存在として地域にも励ましを与えています。

ダイバーシティ推進


また、大学では女性研究者の活躍を促す取り組み「女性もっと活躍宣言!WITHプラン」も進められています。これにより、リーダーシップを育む環境が整えられ、教授職への道が開かれることが期待されています。

最後に


岡山大学の広報誌「いちょう並木」Vol.108は、地域の未来を見据えた多様な取り組みが網羅されています。持続可能な発展に向けての挑戦と学生たちの成長をぜひご覧ください。記事全文はこちらからご覧いただけます。


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