岡山大学とハサヌディン大学の交流が新展開
2025年3月17日、岡山大学津島キャンパスにおいて、インドネシアのハサヌディン大学から訪問団が到着しました。団長は、Muhammad Ruslin副学長をはじめとする医系学部の代表者たちです。この訪問は、日本とインドネシアの教育機関間の長年にわたる友好関係を確認し、さらに発展させるための重要な機会となりました。
訪問団に対して、岡山大学の那須保友学長は温かく迎え入れ、両大学のこれまでの関係の価値を強調しました。特に、ハサヌディン大学には岡山大学の卒業生が多く在籍しており、この人材のネットワークが両大学の架け橋となっていることに触れました。これに対してMuhammad副学長は、岡山大学との交流を深めることの意義を語り、今後も共に成長していくことを願っています。
続く議論では、那須学長が日本人学生と外国人学生が共に学べる環境の構築がどれほど重要であるかを訴えました。この交流関係の強化は、国際的な視野を持つ人材育成へとつながると考えています。双方の大学は、先進的な取り組みや研究の共有を通じて、さらなる学生交流や共同研究の実施を目指すことに一致しました。
訪問翌日には、鈴木孝義副学長(国際・同窓会担当)が訪問団と意見交換を行い、具体的な交流プランについて話し合いました。このように具体的な取り組みを進めることで、両大学の関係は一層深化することが期待されています。
学生の国際経験の拡充
岡山大学では、国際交流を通じて学生に多様な経験を提供することに力を入れています。今回のハサヌディン大学からの訪問は、学術だけでなく文化的な交流も含めた包括的な関係構築を目指す一環であり、今後も両大学の協力関係を強化するための一歩となるでしょう。
また、岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な社会の実現に向けた教育研究を推進しています。国際交流を通じて、地域社会や国際社会に対して、より大きなインパクトを与えることができると考えています。
未来への期待
今回の訪問を契機に、岡山大学とハサヌディン大学は、教育と研究の分野でのさらなる未来を共に切り開いていくことが期待されています。様々な文化や価値観の交流は、地域社会だけでなく、広く世界に対しても新たな知見をもたらすことでしょう。岡山大学の国際的な取り組みやハサヌディン大学との関係に、今後も目が離せません。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学のさらなる歩みに、ぜひご期待ください。