岡山大「家族の日」
2025-08-09 00:01:26

岡山大学で開催された夏の「家族の日」イベントの様子

岡山大学での思い出深い「家族の日」イベントの開催



2025年7月25日、岡山大学にて「家族の日」イベントが盛況に行われました。これは、教職員の家族に学びの喜びを伝え、子どもたちに知的資源に触れさせることを目的とした特別な日です。毎年夏休みに行われるこのイベントは、ワーク・ライフ・バランスを大切にした職場環境の醸成の一環としても位置付けられています。

イベントの会場となったのは、共創イノベーションラボ(KIBINOVE)。津島キャンパスや鹿田キャンパスから、26家族約70名が集まり、賑やかなひとときを過ごしました。尾島卓次世代育成支援室長が趣旨を説明し、三村由香里理事が自身の父親の職場訪問の思い出を交えながら挨拶しました。

イベントのユニークな点は、子どもたちが「家族の日」オリジナル名刺を手にし、名刺交換を行うことでした。初めて会う参加者に対して緊張しながらも、時間が経つにつれ、子どもたちは興奮してフロアを駆け回り、自由に名刺交換を楽しむ姿が印象的でした。このような体験は、社会的なスキルを育むだけでなく、楽しい思い出を作る場ともなりました。

さらに、オンライン水族館「Aqzoo」の上映も実施されました。大学院ヘルスシステム統合科学研究科の堀内涼太郎さんが自ら撮影した動画が大画面に映し出され、参加者たちは水族館の生き物たちに夢中になりました。その後行われたミニクイズ大会では、すべて正解した子どもたちには岡大きびだんごがプレゼントされ、楽しい競争心が生まれました。

一息つく間には、東京理科大学とのオンライン中継が行われ、実際にカニの食事の様子を観察したり、質問をしたりする貴重な機会も提供されました。このような交流は、学びの場としての多様性を広げる素晴らしい体験となりました。

後半は、子どもたちの希望に沿ったワークショップが行われ、海の生き物をテーマにした塗り絵や樹脂粘土のマグネット作り、さらにはおもちゃ釣りへの挑戦がありました。学生スタッフがサポート役として参加し、楽しさを倍増させました。また、富岡憲治教授が持参した貴重な蝶の標本展示もあり、参加者たちは興味深々で質問されていました。

イベント終了後、各家族は学食で昼食を共にし、親の職場を訪れて普段の仕事を知る時間を持ちました。家族との絆を深め、教育的な体験が詰まった「家族の日」は、参加者にとって心温まる一日だったことは間違いありません。

このように、岡山大学の「家族の日」は、地域に根ざした教育の重要性を再認識させてくれる貴重な機会です。今後も岡山大学は、地域社会との結びつきを強化しながら、持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを続けていくことでしょう。地域の皆様にも温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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