埼玉・新座に開設される「GENKI INNOVATION CENTER」の全貌と期待

新座市に新たなコミュニティ拠点「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」

埼玉県新座市に、2026年4月、地域のニーズに応える新しい複合福祉施設「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」がオープンします。この施設は、保育や児童発達支援を行う「元気キッズグループ」が運営し、地域に根ざしたコミュニティ拠点を目指しています。ここでは、単なる福祉事業に留まらず、カフェやアート工房、レンタルスペースを備え、誰もが居心地良く感じられる場を提供します。

「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」の概要

新座市池田に位置するこの施設は、923.88㎡の敷地に921.33㎡の延べ床面積を持ちます。オープン予定日は2026年4月1日で、営業時間は月曜日から土曜日の10時から18時まで。地域のために設計されたこの施設では、児童発達支援や就労支援、生活介護支援などの福祉サービスが予定されています。また、さまざまな地域イベントも開催されることが期待されています。

地域のニーズに基づく多彩なサービス

「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」では、発達支援が必要な子どもたちの療育を提供するほか、放課後デイサービスや就労支援も行います。これにより、地域の保育園や学校とも連携し、学びと成長の場を提供することが可能です。

さらに、施設内には志木市の人気ベーグル店「GEs BAGEL WORKS」監修のカフェが設置され、自家焙煎のコーヒーや新鮮なベーグルを楽しむことができます。このカフェは、コミュニティの交流の場としても機能し、地域の人々が自然に集まる場所を提供します。

アートと創造の場を目指す

施設内にはアート工房やギャラリーも併設され、地域のクリエイターとのコラボレーションによるアート活動が展開されます。染物や縫製の体験ができる創作スペースや、定期的な展覧会を通じて、アートに触れる機会が設けられます。屋外では、アクアポニックスを利用した持続可能な農業も行われ、地域の食育や環境教育にも貢献します。

人と人がつながる居場所

「GENKI INNOVATION CENTER NIIZA」は、単なる福祉機関に留まらず、地域の人々が自然に集い、互いに認め合うことができるハブとしての役割を果たします。代表の中村敏也氏は、誰もが自然に居ることのできる「ふつうの場所」を目指しており、特別な配慮がなくても共生できる社会を実現したいと語っています。