埼玉県の第3回「埼玉DX大賞」募集開始
埼玉県では、県内の中小企業などの優れたデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する取り組みを評価し表彰する「埼玉DX大賞」の募集を開始しました。2025年の受賞を目指し、今から準備を進める企業はぜひ応募をご検討ください。
新設のインフラDX特別賞
今年度より新たに「インフラDX特別賞」が設けられ、公共事業の分野における先進的なDXの取り組みを評価します。これは公共インフラに関連した企業にとって、大きなチャンスとなるでしょう。
過去の受賞企業からは、受賞後に社内モチベーションの向上やDX取り組みの加速化が実現したとの声が寄せられています。また、「取引先からの信頼を得ることができた」「営業活動において受賞歴をアピールできるようになった」といった実績も報告されています。
応募資格について
「埼玉DX大賞」および「インフラDX特別賞」の応募対象は、埼玉県内に事業所を保有する中小企業や個人事業主です。特に注目すべきは、デジタル化によって生産性向上や業務効率化、新しい製品やサービスの開発の成果が確認でき、かつ他の事業者にとって参考となる取り組みを行っている企業です。
選考基準と表彰式
選考は有識者による委員会によって行われ、選ばれた受賞者には知事から表彰状と副賞が授与される他、受賞事例の発表も行われます。
表彰の種類は、最優秀賞1件、優秀賞1~2件程度、奨励賞若干数、インフラDX特別賞1~2件程度におよびます。表彰式は2026年2月に予定されており、県内で盛大に行われる予定です。
埼玉DXファーストステップ企業
さらに、DXへの第一歩を踏み出した企業を対象とした「埼玉DXファーストステップ企業」にも選定される機会があります。これは、過去2年以内にデジタルツールの活用に挑戦し、具体的な成果を上げた企業に贈られます。
応募方法と締切
具体的な応募方法については、埼玉県の公式ホームページにて詳細が案内されています。 募集期間は令和7年6月20日から9月12日までの間で、必着です。エントリーは専用の応募フォームから行い、必要事項を記入し、エントリーシートを添付して送信します。
応募に関する問い合せは、埼玉県の産業労働部産業支援課、または各種賞の担当部署まで。詳細な情報は、公式のホームページを確認してください。
おわりに
埼玉県のDX推進は、地域の中小企業がデジタル化を進める大きな後押しとなります。この機会にぜひ、しっかりと取り組み、エントリーをしてみてはいかがでしょうか。あなたの企業の取り組みが新たな未来につながるかもしれません。