コレクションの舞台裏
2025-12-16 14:38:25

埼玉県立近代美術館で新企画展「コレクションの舞台裏」を開催

埼玉県立近代美術館の魅力を深掘り



埼玉県の文化の発信基地、県立近代美術館が新たな企画展「コレクションの舞台裏 ―光をあてる、掘りおこす。収蔵品をめぐる7つの試み」を2月7日から5月10日まで開催します。この展覧会では、普段は見えない視点からの作品が展示され、観る者に新たな体験を提供することを目的としています。

企画展の概要


今回の展覧会では、同館が誇る約4,200点のコレクションの中から、学芸部のスタッフが厳選した作品を展示します。それぞれの作品には、それにまつわる研究成果やストーリーが語られ、7つのテーマに沿った形で観覧者に示されます。たとえば、キスリングの《リタ・ヴァン・リアの肖像》や上田薫の《ジェリーにスプーンC》などがその代表的な作品です。

会期中の休館日は月曜日(ただし2月23日と5月4日は開館)で、開館時間は午前10時から午後5時30分まで。観覧料は一般が1000円、大高生800円(団体料金あり)。学生や中学生以下、障害者手帳を持つ方は無料で入館できます。

特別イベントが盛りだくさん


この企画展をさらに楽しむために、関連イベントも数多く開催されます。たとえば、

  • - 講演会:3月7日に近代日本美術史研究者の山本由梨さんを招いて、美人画の表現手段についての講演が行われます。
  • - アーティスト・トーク:3月15日には、本展に出品する作家の奥山民枝さんがトークを行います。
  • - ミュージアム・レクチャー:3月22日には、相澤邦彦氏が「公共財/共有財としての近現代美術作品の活用」をテーマにお話しします。
  • - レクチャー:4月18日には、佐伯綾希学芸員による「田中保研究の現在地」というテーマでお話が行われます。

これらのイベントはどれも参加費は無料で、各回80名までの定員が設けられています。先着順ですので、関心のある方は早めの来館をおすすめします。

アクセスと周辺情報


埼玉県立近代美術館へのアクセスは、JR京浜東北線の北浦和駅西口から徒歩3分と非常に便利です。また、提携駐車場もあり、企画展観覧者には駐車料金が割引される特典もあります。

美術館内外でのイベント情報や詳細については、公式ホームページやSNSをチェックしておくと良いでしょう。季節の移ろいを感じながら、新しいアートの世界に深く浸るこの機会をぜひお見逃しなく。美術館で皆様のお越しをお待ちしております。


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