埼玉の名門キャンピングカービルダーが手を組む!新たな業務提携の舞台裏
埼玉県越谷市に本社を置く日本特種ボディー株式会社(以下NTB)と、幸手市の老舗キャンピングカービルダーである有限会社セキソーボディが、車両開発、OEM生産、販売代理などを含む業務提携を結びました。この提携によって、両社はそれぞれの強みを活かし、新たなキャンピングカーのつくり方を模索していくことになります。
提携の背景
NTBはキャンピングカー専用シャシ「Travio」を基にしたオーバーランド系キャンピングカー「EXPEDITION STRIKER」をはじめとする多様な製品で知られています。彼らは堅牢性や安全性を重視し、日常使いや非常時にも対応できる車両の開発に取り組んできました。
一方、セキソーボディは創業からの長い歴史を背景に、多くのキャンピングカービルダーに技術を提供してきた信頼のブランドです。安全で確かな車両作りが高く評価されており、これまでの業績は多くの顧客から支持を受けてきました。
この提携は、NTBがセキソーボディの長年の経験と技術を尊重し、自社のキャンピングカー開発に活かしたいという思いから生まれました。セキソーボディもこの提案に応じ、協力体制を築くことで合意に至りました。
業務提携の内容
提携の中核となるのは以下の三つの柱です:
1.
技術協力と共同開発
セキソーボディの豊富な開発ノウハウをもとに、NTBは新しい車両の開発や改良プロジェクトを進行することが可能になります。
2.
OEM生産の強化
NTBの製品に対するOEM生産の体制を築くことで、高品質な製品を安定的に供給することを目指します。
3.
販売代理の相互協力
両社の販売網を活用することで、より広範な顧客基盤へのアプローチが可能に。相互に協力し合い、マーケットの拡大を図ります。
今後の展望
この業務提携を通じ、両社は「長く安心して使えるキャンピングカー」という共通の価値を追求します。また、次世代のキャンピングカー開発やOEMモデルの創出を進めることで、日本のキャンピングカー業界全体のクオリティ向上にも寄与する意向です。
セキソーボディとNTBの紹介
有限会社セキソーボディ
日本特種ボディー株式会社
この提携がもたらす未来への期待は大きく、埼玉が再びキャンピングカーの最前線となる日もそう遠くないかもしれません。