岡山大学、研究マネジメント人材のスキル認定を受ける!新たな挑戦へ
岡山大学(本部:岡山市北区)が、リサーチ・アドミニストレーター(URA)のスキル認定を受け、研究マネジメントの専門性をさらに高めるための新しい一歩を踏み出しました。この取り組みは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択された同大学における重要な施策としての位置付けもされています。
URAスキル認定制度とは?
この認定制度は、研究マネジメントを行う有能な人材の質を保証することを目的としています。認定を受けるためには、業務遂行能力や実績が求められ、問題解決能力が基準を満たすことが評価されます。岡山大学から認定を受けたのは、研究・イノベーション共創管理統括部の河本雅紀部長と、同部研究協力課の山本聖二課長の2名です。
研究マネジメントの重要性
近年、研究力の向上とイノベーションの創出が求められる中、研究マネジメント人材の重要性は増しています。河本部長は、「認定を受けたことがゴールではなく、これを活用し、さらなる新たな取り組みを進めていくことが重要」とコメントしています。これは、大学において教員だけでなく、全てのステークホルダーが重要な役割を果たすことを示しています。
職員の高度化に向けた取り組み
岡山大学では、研究者の教育・育成だけでなく、大学を支える職員の専門性の向上も目指しています。山本課長は、「事務職員が担える業務はまだまだ多く、職員の高度化が大学の価値向上につながる」と期待を寄せています。実際、大学は研究開発マネジメント人材認定制度を整備し、研究マネジメントのスキルを向上させるための環境を整えています。
J-PEAKSプロジェクトとの連携
J-PEAKSプロジェクトは、地域の特性を考慮した研究大学を形成することを支援しています。岡山大学は、このプロジェクトを通じて、組織改革や大学間の連携を促進し、研究機能を内製化することで人的リソースの最適化を図ることが求められています。これにより、岡山大学は研究大学としての地位をさらに強固なものにします。
未来への展望
今後も岡山大学は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を目指し、様々なステークホルダーとの協力を進めていく計画です。また、職員の挑戦をサポートし、スピード感を持った行動を期待しています。
この取り組みが、地域社会や研究大学における新たな改革の一助となることを期待し、岡山大学を応援したいと思います。各地との連携を深めることで、地元の研究力をさらに引き上げていくことが求められています。