埼玉県がUAV観測実証実験の参加者を募集中
埼玉県は、災害発生時に無人航空機(UAV)の有効性を検証するため、観測実証実験の参加者を公募しています。この取り組みは、悪天候や夜間など、様々な条件下でのUAV運用の有効性を探るものです。実験には、特定のテーマが設定されており、各テーマごとに調査が行われることが予定されています。
実験テーマの詳細
今回の公募では、以下の3つのテーマが設けられています。
1.
荒天時における観測実験
悪天候下での運用特性を評価し、対応可能な手法を探ります。
2.
夜間における観測実験
夜間の観測条件におけるUAVの性能が焦点です。
3.
広域情報収集の観測実験
広範囲をカバーする情報収集の手法を検証します。
いずれのテーマについても、参加者はそれぞれの実験に関与し、UAVの活用方法についての理解を深めることが求められます。
参加資格
この実証実験に参加するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。具体的には、埼玉県の競争入札参加資格者名簿に測量業務または関連の測量機器で登載されていることが条件です。また、資格の有効期間が公募開始日以前であることも重要です。
さらに、埼玉県内に「本店または主たる営業所」があること、または埼玉県全域に概ね2.5時間以内で到達できる営業拠点を持っている事業者が対象となります。
応募方法・お問い合わせ
公募に関する詳細な情報や、申請書類の作成方法については、埼玉県危機管理防災部の災害対策課が窓口となっています。申請書は電子メールまたは郵送で提出することが求められます。内容の確認やヒアリングが行われることもあるため、注意が必要です。
危機管理防災部 災害対策課
電話:048-830-8181 内線 8916
E-mail:
[email protected]
受付期間
申請受付は、令和7年6月20日(金)11時から7月18日(金)17時の間に行われます。この機会に、UAVの運用や災害対応に興味のある事業者は、ぜひ応募を検討してみてください。
この実証実験は、緊急時における迅速かつ的確な対応を目指す重要な取り組みです。UAVを活用した新たな災害対策に貢献できるまたとないチャンスですので、積極的に参加してみましょう。