岡山大学の挑戦
2025-05-10 21:57:17

岡山大学の未来を切り開く「DemoDay2025」での挑戦と成果

岡山大学の未来を切り開く「DemoDay2025」での挑戦と成果



2025年5月10日に行われた「DemoDay2025」にて、国立大学法人岡山大学の研究者が登壇し、医療と教育の革新に向けた取り組みが紹介されました。このイベントは、岡山大学が所属する「Peace & Science Innovation Ecosystem(PSI)」が主催したもので、地域の大学と企業が連携し、有望な技術の社会実装を加速することを目的としています。

まず、岡山大学の学術研究院医歯薬学域に所属する能勢直子助教が、神経芽腫、パーキンソン病、心不全などの疾患に対する高精度な診断が可能な新たなPETトレーサーの開発について発表しました。彼女の研究は、医療現場における負担軽減やコスト削減に寄与することが期待されており、聴衆からも大きな関心を集めました。

次に、長谷井嬢教授が登壇し、生成AIを活用したメンタルヘルスケアアプリの開発について紹介しました。彼のビジョンは、医療の現場での利用をきっかけに、より広い社会へとそれを展開することです。AI技術の進化により、実際の患者との対話を通じて心に寄り添うアプローチが可能になるため、今後の展開が楽しみです。

さらに、教育学域の寺澤孝文教授が、1日わずか5分の「マイクロステップ・スタディ」を用いた新しい教育支援システムについての取り組みを発表しました。このシステムは、学習成果を可視化し、学習意欲を高めることを目指しています。

プレゼンテーションが終了した後には、ポスターセッションが行われ、参加者同士の意見交換が行われました。これにより、異なる分野の研究者や投資家との交流が促進され、未来のビジネスチャンスを創出する場となりました。

岡山大学では、スタートアップ・ベンチャー創出本部を中心に、起業を目指す教職員や学生への多面的な支援を行っています。技術の社会実装やビジネスプランの実現に向けて、各種相談窓口が設けられており、関心のある方はぜひ問い合わせてほしいところです。また、2025年度のPSI GAPファンド公募も近々開始される予定です。

このように岡山大学は、地域のニーズに応えるとともに、未来に向けた革新に取り組んでいる姿勢が印象的です。今後も地域中核としての役割を果たし、特色ある研究大学としての取り組みに期待が寄せられます。私たちも進化する岡山大学の取り組みに注目し、情報を発信し続けていきます。


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