多様な企業が集結した越境型研修「○○の達人」で学ぶキャリア形成
2025年2月19日、東京渋谷区のサッポロビール株式会社本社にて、ANAホールディングス、IHI、サッポロビール、野村総合研究所、バンダイナムコアミューズメント、東日本電信電話の大手6社が共同で開催した「越境型研修『○○の達人』」が行われました。これは、さまざまな業界から集まった社員たちが共同で学び合う理念のもと実施された、ユニークな研修イベントです。特に注目されたのは、一般社団法人プロティアン・キャリア協会のCGO(最高事業成長責任者)である栗原和也氏が講師を務めた体験型ワークショップです。
開催概要
研修は18時から20時30分までの2.5時間にわたって行われ、参加者は異なる企業から集まった約70名です。この研修の目的は、各社の異なる背景や文化を持つメンバー同士が交流し、リーダーシップの柔軟性を養うことにありました。栗原氏は、自身のキャリアの軸を持ちつつフレキシブルに生きるための「プロティアン・キャリア理論」を解説し、参加者に自己のキャリアをどのように築くかを考えるきっかけを提供しました。
ワークショップ内容の詳細
研修は、主に次の二つのプログラムで構成されていました。
プロティアン・キャリア理論研修
このセクションでは、変化の激しい現代においてどうキャリアをデザインし、変革に適応できるかに焦点を当てました。栗原氏は、理論を具体的なキャリア戦略に落とし込み、実践的な内容で参加者に伝えました。
キャリア開発ワークショップ
参加者は各社のメンバーとグループを組み、オープンな対話を通じて自らのキャリア形成や組織マネジメントについて深く考察しました。特に注目されたのは、『キャリアブレーキとそれを取り除くアクション』というテーマのもと、参加者が多様な視点を持ち寄り、キャリアの障壁を取り除くための解決策を模索したことです。
参加者の感想
参加者からは、具体的なフレームワークを把握できたことで実践的なキャリア形成に役立てられるとの声や、周りと協力して進めることの重要性に気づいたという意見が寄せられました。また、アイデンティティとアダプタビリティについての考え方が、個人のキャリアだけでなく組織全体に相乗効果をもたらす価値のあるものであるとのコメントもありました。
栗原氏の講師としてのコメント
栗原氏は、参加者が「どうすれば組織をより良くできるか」を真剣に考え、意見を交わす姿に感動したと述べました。彼は、異なる企業間での対話の機会が限られている中で、キャリアを掲げた越境型の取り組みの重要性を再確認したそうです。
プロティアン・キャリア協会の紹介
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、企業や個人の成長を支援するために設立された団体です。2024年の日本の人事部「HRアワード2024」でも優秀賞を受賞しており、さまざまな企業研修プログラムを提供しています。リーダーシップやDX推進、チームビルディング研修など、各企業のニーズに応じた多彩なプログラムを用意しています。
参加を希望する企業に
もしご興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトにアクセスし、詳細をご確認ください。自社のニーズに合わせたプログラムをカスタマイズして提供しています。お問い合わせは
こちらから。
多様な企業が集まるかつてない研修の場で、新たな知見を得て、キャリアの成長を実現してみてはいかがでしょうか。