次の灯の挑戦
2026-01-08 20:07:27

物流危機に挑む次の灯、スマート工場化で生産力を大幅向上

次の灯が挑むスマート工場化



次の灯株式会社(本社:岡山市)は、物流危機とされる「2024年問題」に立ち向かうべく、大規模な生産ラインの自動化を目指しています。目標は2031年までに売上100億円を達成すること。このプロジェクトは「Road to 10B」と名付けられ、月産生産量を現状の2.2倍に引き上げる計画です。

背景


リビルトDPF(排ガス浄化装置)の需要が年率140%で急成長している中、現在の生産方式では供給が追いついていません。「作れば売れる」という状況ですが、その生産が困難に。職人による手作業に依存しているのが大きな課題です。このままでは物流体系が脅かされる恐れがあります。

人手不足が深刻な地方でも、次の灯は「人を増やす」のではなく「ロボットとデータ」を使って生産性を向上させる方法を選択。これは経済産業省の「ものづくり補助金」にも認められたプロジェクトで、「スマート・サーキュラー・ファクトリー」を構築することが狙いです。

技術革新


このプロジェクトの核となるのは、技術革新です。単に機械を導入するだけではなく、創業以来の「整備士の技術」をデータ化し、それを産業用ロボットに組み込むことで、品質と生産性を同時に向上させる仕組みを持っています。

次の灯では、DPFの搬送や洗浄工程にロボットを導入し、作業者の負担を大幅に減少させることを目指しています。これにより、24時間稼働が可能な生産体制を構築し、従来の人手を介さない生産方式が実現します。

また、X線や分光分析による非破壊検査技術を用い、詰まり具合や触媒の劣化状況を数値データとして確認することで、品質保証の精度を科学的に保証しています。

生産能力の拡大


2031年には月産1120個体制を目指し、手作業による生産の「限界」を打破する計画を進行中です。2026年4月には中部地区に新しい拠点を開設し、その後東京オフィスのライン改修を行う予定です。

組織とガバナンス


急成長する企業に付きまといがちなリスクを排除するため、次の灯はしっかりとしたガバナンス体制を構築しています。中期経営計画「Road to 10B」の下、2031年に向けたスマートファクトリーの実現と環境意識を重視したビジネスモデルを確立していきます。

働きやすい職場


また、次の灯は「働きがいのある会社」として認証されており、離職率はわずか3%で、平均残業時間も月20時間に保たれています。安定した運営体制を維持しつつ、持続可能な企業活動を推進します。

環境への取り組み


次の灯はこれまでに累計1783トンのCO₂削減を成し遂げています。環境負荷を減らしつつ利益を上げることができるモデルを提供する企業としての地位を確立しています。

代表取締役のコメント


代表取締役の黒川聖馬氏は、「地方の町工場だからと言って手作業での生産を続けるわけにはいかない」と述べ、物流に不可欠なインフラを支える企業としての責任を強調しています。自動化プロジェクトは次の灯のさらなる発展に向けた重要な一歩であり、今後も金融機関や地域のパートナーと協力していく姿勢を示しています。

会社情報


次の灯株式会社(Tsuginohi Co.,Ltd.)は岡山県に本社をもち、環境関連技術の開発や自動車部品リサイクル事業を手掛けています。未来の持続可能な社会づくりに貢献するため、挑戦を続ける企業です。


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