埼玉県の下水道事業に迫るセミナーのご紹介
3月27日(木)に埼玉で開催されるJPI(日本計画研究所)のセミナーでは、「埼玉県における下水道事業の『持続』と『進化』」をテーマに、重要な内容が取り扱われます。このセミナーでは、埼玉県下水道局下水道事業課の水橋正典氏が講師を務め、実際の事例や取り組みについて詳しく説明します。
セミナーの背景と目的
埼玉県の流域下水道システムは、県内人口の約75%をカバーするという巨大な規模を有しています。しかし近年、エネルギー価格の高騰などの影響により、令和4年度以降は赤字決算が続いており、事業運営が厳しくなっています。また、人口減少による処理水量の減少や施設の老朽化が進む中、持続的なサービス提供をいかに行っていくかが大きな課題です。
本セミナーは、こうした課題を具体的に解決するための方策を議論し、参加者が下水道事業の未来に対する理解を深める良い機会となります。
講義の詳細内容
講義では次のような内容が紹介されます:
1.
歴史的課題への挑戦
「誰もが暮らしやすい埼玉」を目指して、埼玉県が直面する課題について。
2.
下水道事業における安全・安心の追求
現状分析を踏まえ、持続可能な成長のための戦略に関する議論。
3.
下水汚泥の有効利用
汚泥処理の現状と、全国初の下水汚泥燃焼灰を肥料利用する取り組みなどの新しい試み。
4.
今後の展望
将来の方向性や新規施策について。
5.
交流と質疑応答
参加者での名刺交換や質疑を通じて、新たな人脈を広げる機会も提供されます。
参加方法と受講料
セミナーには会場での参加、ライブ配信、アーカイブ配信から選べます。受講料は35,300円(税込)で、特典として受講者1名につき1名同伴が可能です。通常は直接交流が無い方々との熱い議論も期待され、人脈形成や新たなビジネスチャンスが生まれるきっかけとなるでしょう。
申し込み・詳細情報は以下のリンクからご確認ください。
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JPIについて
JPIは、国家政策やさまざまなプロジェクトに関する情報を提供する貴重なセミナーを長年行っています。特に、政・官・民の橋渡しをする役割を担っており、参加者にとって見逃せない内容が盛り込まれています。
このセミナーに参加して、下水道事業の持続可能な未来について、様々な視点から学んでみませんか?