岡山大学前田恵舞さん、世界大会で金メダル獲得
2025年9月9日、岡山大学の教育学部に在学中の前田恵舞さんが「岡山大学学生スポーツ賞(国際スポーツ賞)」を受賞しました。この表彰はイタリアのトリノで行われた「2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会」において、シニア部門のデュエットで金メダルを勝ち取ったことに対するものでした。
表彰式の模様
前田さんは受賞の報告に際し、岡山大学の那須保友学長及び菅誠治理事(教学担当)を訪問し、堂々たる姿勢で金メダルを披露。授与式では、大会の概要や出場までの努力について語り、自身の思いを伝えました。特に、強調されたのは、バトンが技術、正確性、美しさ、そして表現力のトータルで評価される芸術的な側面です。
感謝の気持ち
前田さんは、これまでの支えを受けた家族や指導者、通った教室「バトンキャンベル」への感謝の念も述べました。彼女は現在もその教室で幼児や小学生にバトンを指導しており、将来的には自らの経験を活かして指導者として活躍したいと考えているそうです。これは、彼女の競技に対する情熱が如何に深いものであるかを物語っています。
世界大会の経験
また、世界大会での経験を通じて、他言語に触れることができたことや、文化的多様性に触れたことも前田さんにとって大きな財産になったことを語りました。このような経験は、彼女の人生においても大きな意味を持つことでしょう。
これからの展望
前田さんの姿勢は、岡山大学が掲げる「地域中核・特色ある研究大学」という理念とも合致しています。彼女自身のさらなる成長と共に、岡山大学が地域社会に貢献する姿が多くの人に希望を与えることを期待しています。今回の受賞は前田さん一人の功績ではなく、支えてきた多くの人々の努力や情熱の結晶です。
岡山大学の今後の取り組みにも注目が集まります。地域と連携し、社会に貢献する大学のビジョンが実現されることを願わずにはいられません。前田恵舞さんのこれからの活躍も、是非とも温かい目で見守りたいですね。