日本財団スポGOMIワールドカップ2025 埼玉STAGE
2025年8月10日、埼玉県大宮公園で開催された『日本財団スポGOMIワールドカップ2025 埼玉STAGE』で、社会人チーム「クリーンmen Bチーム」が見事に大会連覇を達成しました。彼らが拾ったごみの総量は10.415kg、また、1593ポイントを獲得し、準優勝チームに対して圧倒的な差をつける結果となりました。
スポGOMIとは?
スポGOMIは「スポーツ」と「ごみ拾い」を組み合わせた新しい形の活動です。3人1組のチームが制限時間60分の間に指定されたエリア内でごみを収集し、その量や種類に応じてポイントが与えられます。これは、日本発祥のユニークなスポーツとして、環境保護と地域貢献を融合させた取り組みです。特に海洋ごみ問題に重点を置き、国や世代を超えた参加を促進しています。
埼玉STAGEの概要
この日のイベントには、合計8チーム、24人が集結。豪雨の中、全チームが熱心にごみ拾いに取り組む姿は、地域の環境意識の高まりを感じさせました。優勝のクリーンmen Bチームのほかにも、家族連れで参加した「KURA」、先生と生徒で構成された「ポメラニアンず」が上位に名を連ねました。
競技の雰囲気
参加チームは多様で、小さなお子さんがいるファミリーチームもあり、和やかな空気の中で競技は進行しました。特に、2歳と4歳の姉妹が参加するなど、楽しみながらも真剣に挑む姿が印象的でした。大宮公園は多くの人々が訪れる憩いの場ですが、ここで出たごみを収集し、地域の美化に貢献することが重要だと感じました。
優勝チームの感想
クリーンmen Bチームのリーダーは「雨が降っている中での参加でしたが、過去の大会の経験が生きたように感じます。毎週ごみ拾いをしてきた成果が出て、本当に嬉しいです」と、嬉しそうに語りました。このような地道な努力が彼らの成果を支えているのだと実感しました。
次なる目標
優勝の成果を受けて、クリーンmen Bチームは2025年9月21日に東京で開催される『スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE』への出場を決めました。ここでは、全国から選りすぐりのチームが集結し、頂点を目指します。そして、その後には世界大会となる『スポGOMIワールドカップ2025 FINAL』が控えています。彼らの挑戦はさらに続きます。
スポGOMIの意義
スポGOMIは、ただごみを拾うだけでなく、地域の人々が協力し合うことを通じて、環境への意識を高める大切な活動です。埼玉県のように海と接しない地域でも、海洋ごみ問題への関心を集め、世界的なムーブメントに繋げることが期待されています。
終わりに
埼玉STAGEは、環境を守る活動が楽しさと感動を兼ね備えたイベントであることを再確認させてくれるものでした。今後もこのような活動を通じて、地域の人々が環境問題に関心を持ち続けることが重要です。次回のスポGOMIイベントでの活躍が楽しみです!