女性アスリート支援
2025-11-17 14:13:26

さいたま市版SOIPで新たな女性アスリート支援プランがスタート!

さいたま市版SOIPで新たな女性アスリート支援プランがスタート!



令和7年度のさいたま市版SOIP(Sports Open Innovation Platform)において、地域課題や社会問題の解決を目指す4件の共創プランが採択されました。これらのプランは、女性アスリートと企業が協力し、新たなビジネスの創出を図ります。

プログラムの背景


さいたま市は、スポーツを通じたまちづくりを積極的に進めている政令指定都市として、女性アスリートが直面する社会課題に取り組むことを目的とした共創プログラムを実施しています。本プログラムは、女性アスリートの意見を反映させながら、企業との協力を通じて新しい価値を生み出すことを目指しています。

採択されたプラン一覧


今年度採択された4つのプランは以下の通りです。

【テーマⅠ】自分らしく健康に向き合うための取組


  • - 協力アスリート: 尾池望(マラソン)、村上茉愛(体操)
  • - 企業名: 株式会社wagamama
  • - 提案内容: カードゲームを使った対話型生理セミナー

【テーマⅡ】自由な活動を可能にする環境づくり


  • - 協力アスリート: 大山加奈(バレーボール)、小野塚彩那(フリースタイルスキー)
  • - 企業名: 株式会社ダーツライブ
  • - 提案内容: スポーツダーツを活用した環境作り

【テーマⅢ】固定観念にとらわれない社会をつくる取組


  • - 協力アスリート: 筏井りさ(フットサル)、市橋有里(マラソン)
  • - 企業名: 株式会社SmileJapan
  • - 提案内容: 産後の悩みを社会の力で解決する取り組み

【テーマⅣ】女性の参画領域を拡げる取組


  • - 協力アスリート: 小林円香(3x3バスケットボール)、戸田中央メディックス埼玉(ソフトボール)
  • - 企業名: 株式会社おしんドリーム
  • - 提案内容: 女性ドローンチームによる教育・エンタメ・防災モデル

キックオフキャンプの実施


2025年10月15日と16日には、選ばれた企業とアスリートとの顔合わせとなるキックオフキャンプが行われました。このイベントでは、各参加者がリアルな意見交換を行い、自らの事業アイデアの具体化に向けて大きな第一歩を踏み出しました。

例えば、株式会社wagamamaの担当者は、アスリートからの貴重な声を直接聞くことで、アイデアをさらにブラッシュアップできたと述べ、実現に向けた期待感を示しました。また、尾池望選手は、子供たちや女性たちに向けた生理についての理解を深めることが重要だと強調し、共創パートナーとのコラボレーションに意欲を示しました。

今後のスケジュールと展望


採択された4件のプランは、約1ヶ月間のアーリープロトタイピングに取り組みます。2025年12月には中間発表が行われる予定で、その際には成果を基にしてフルプロトタイピングへと進むプランが選定されます。最終的には、2026年3月に成果報告会を開催し、各プランの実施内容や事業化に向けた計画を発表する予定です。

このプログラムを通じて、女性アスリートの活躍の場が広がり、地域の課題解決に向けた新しい挑戦が生まれることが期待されます。地域社会の中でスポーツがどのように役立つか、そして新たなビジネスモデルの可能性が引き出されるか、今後の展開に目が離せません。


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