岡山大学の新たな挑戦
2025-05-08 00:01:22

岡山大学、研究機器の共用体制強化へ新たな取り組みを開始

岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、研究機器の共用を促進するための新たな取り組みとして「研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース」(通称:チーム共用)を発足しました。このタスクフォースは、2025年4月30日に第1回会合をオンラインで行い、全学的なシステム構築を目指しています。

本タスクフォースは、昨年度までの「機器共用推進本部」を引き継ぎ、研究部門や総合技術部を含む各部門が共同で運用されています。その目的は、技術職員と研究機器の一体的な運用を通じて、より効率的で効果的な研究基盤を作り上げることです。特に、「人機一体」という理念を掲げ、機器とその運用を共に高める新たなアプローチをしています。

会合の初めに、タスクフォース長の佐藤法仁副理事・副学長は、「研究基盤の強化は大学全体の経営を支える重要な要素であり、単なる縦割りの視点から解放されるべきです。それには、機器の共用に対する当事者意識を全員が持つことが不可欠です」と述べました。全学が協力し、従来の枠組みを突破する姿勢が求められています。

岡山大学は、基盤の強化を通じて研究力やイノベーションを高め、新たな外部協力や資金の確保を目指しています。これには、学内外の利用者のニーズを重視したユーザビリティ向上も含まれ、タスクフォースの取り組みは多岐にわたります。

また、佐藤タスクフォース長は、「教育と研究を支える総合技術部が創部から3年を迎え、皆様の力を借りて着実に進展してきました。これからは、単に技術職員に任せるのではなく、全学の関与を強化していく方針です」とコメントし、共同の重要性を強調しました。

この新しい体制は、科学技術と産業間の連携を深めるための積極的な行動でもあり、岡山大学が地域中核の特色ある研究大学としての役割を果たすための一環であると位置付けられています。将来的には、地域貢献や国際的な革新の一端を担うことでしょう。これにより、岡山大学は持続的な成長と挑戦を続け、学生や研究者にとっても魅力的な学びの場を提供できるよう努めています。

最後に、県内外の多くの方々に岡山大学の進化に期待していただき、さらなる支援をお願い申し上げます。公式ウェブサイトやSNSで、タスクフォースの活動や成果を随時発信していく予定ですので、ご注目ください。


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