ファミリーマートが高知県産ゆずを使用したアイスバーを発表
ファミリーマートは、全国の約16,300店舗で高知県産のゆずをふんだんに使用したアイスバー「とろける食感ぎゅっとゆず」を2025年7月29日より発売します。この商品は、同社のプライベートブランド「ファミマル」のフルーツアイスバーシリーズに属しており、高知県の生産者が心を込めて育てたゆずの美味しさを最大限に楽しめる工夫がされています。
日本一のゆず生産地、高知県の価値を伝える商品
高知県は、全国的に知られるゆずの産地ですが、生産者の高齢化や人手不足という問題が深刻です。このような中、ファミリーマートは高知県の生産者を支援するために、地域の食材を活用し、持続可能な果実生産を促進する取り組みを行っています。昨年から始まった「産地と、コンビに、」シリーズは、この理念のもとで開発されており、今年で3年目を迎えます。
この商品にはゆず果汁を11%使用し、柔らかな食感のゆずピールを加えています。二層仕立てになっており、一口目からゆずの深い味わいと香りを楽しむことができます。
地域限定での新商品も同時発売
さらに、7月29日には地域限定で「ゆずクリーム大福」と「蒸し鶏の冷しぶっかけうどん」も発売されます。ゆずクリーム大福は、高知県産のゆず果汁入りゼリーを白あんで包み込んだ一品で、冷しうどんには高知産のゆず果汁入りジュレが添えられ、爽やかな酸味が楽しめるメニューとなっています。
これらの商品は、ファミリーマートが地域の食文化や特産品を活かし、さらに多くの人々に高知県の魅力を伝えるための施策の一環です。
「産地と、コンビに、」の取り組み
ファミリーマートは、この取り組みを通じて日本各地の生産地支援に積極的に取り組み続けます。今後も旬の味覚を取り入れた商品を展開し、地域間の結びつきを強めることを目指します。
生産者との交流も忘れない
商品開発にあたって、ファミリーマートは地元のゆず農家や小中学生との意見交換の場も設けました。生徒たちはアイスを試食後、「口に入れた瞬間とろけた」「ゆずの香りが良い」といった感想を寄せ、高知県のゆずの魅力を直接感じてもらえる機会となりました。
ゆず農家の現実と希望
訪問した日は、ゆずの花が咲き終え、小さな実がつき始めたころ。生産者からは、剪定の重要性や新芽の状態について説明を受けました。剪定技術の継承や高い位置の果実の収穫は困難を伴うものの、ゆずの美味しさを引き出すために多大な努力が払われています。
ファミリーマートが提案する商品を通じて、ぜひ高知県のゆずの魅力を味わってみてください。特設ページやYouTubeでも商品の魅力を紹介中です。ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」をモットーに、地域に寄り添った商品展開を続けています。