職員支援制度
2025-11-10 00:59:22

岡山大学の新たな取り組み!職員の大学院進学を支援する制度が始動

岡山大学の新たな取り組み:大学院修学支援制度



国立大学法人岡山大学が新たに設けた「大学院修学支援制度」が、職員の専門性の高まりを目指す重要な一歩となっています。この制度は、地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を目指す同大学の理念のもと、職員の高度化に向けた政策の一環としてスタートしました。

新制度の目的


この制度は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に基づき、職員が修士課程や博士課程での学位取得に必要な支援を行うものです。具体的には、入学金や授業料の全額支援、業務における支援の提供、そして学位取得後の優遇措置などが内容に含まれます。

認定式の実施


2025年10月16日、岡山大学津島キャンパスで「大学院修学支援制度」の認定式が開催されました。この式には報道各社が集まり、大学側からの挨拶がありました。佐藤法仁副理事(副学長)はこの制度について、「全国的にも珍しい取り組みで、他の大学にも波及が始まっている」と述べ、未来の大学経営に向けた視野を示しました。

認定を受けたのは、総合技術部機器分析・動植物資源技術課の北條優子技術専門職員で、彼女は修士課程を修了することを目指しています。認定書を受け取る際には、那須保友学長から激励の言葉が送られ、「育成された博士人材が大学の経営層に登用されることを期待しています」とのコメントがありました。

北條技術専門職員の意気込み


北條技術専門職員は、本制度を通じて「研鑽の機会を得られたことを感謝している」と述べ、修士課程での学びを通じて岡山大学全体の研究力向上に貢献する意欲を表明しました。彼女は、「ナレッジワーカーとして研究力を高めていく」との強い決意を語りました。

岡山大学の未来に向けて


岡山大学は、職員の高度化を推進することによって、教員中心の昔ながらの大学運営からの脱却を図っています。また、J-PEAKSプロジェクトは、教育研究系技術職員の修士以上の学位取得率を50%、博士の取得率を20%という目標を掲げています。このように、高度な職員が大学を運営する環境をつくり出し、より良い大学運営を実現するための取り組みが続けられています。

結論


岡山大学は、地域に根ざした研究大学としての地位を確立するため、職員の成長と共に大学全体の研究力を高めるための取り組みを行っています。この新しい制度がもたらす影響に期待が高まる中、職員自身が専門知識をさらに深め、マネジメントスキルを身につけていくことが強く望まれています。

今後も岡山大学の取り組みに対しての注目が集まり、地域社会との関わりを強め、多様な分野での貢献が期待されます。


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