岡山大学附属小学校での交通安全教室
2025年5月13日に、岡山大学附属小学校で温かい陽射しの中、交通安全教室が開催されました。この教室は全学年の児童を対象としており、交通ルールの重要性を学ぶための貴重な機会となりました。
警察官と一緒に学ぶ交通ルール
まず、体育館では地元の警察官が児童たちに交通安全について説明しました。警察官の話を真剣に聞く児童たちの表情からは、交通ルールを守ることの大切さを理解しようという意気込みが感じ取れました。
「信号を守ることや歩道を歩くことが、どれだけ自分自身を守ることにつながるか」という話に対して、児童たちは頷きながら熱心に耳を傾けていました。この教育的なセッションは、交通安全についての基礎を身につける大きな一歩となったことでしょう。
バスの乗り方を学ぶバス教室
続いて、運動場では1年生を対象としたバス教室が行われました。岡山市交通政策課の職員が、クイズ形式でバスに乗る際のマナーや正しい乗り方について教えてくれました。バス会社の協力により、実際に運動場に路線バスが3台も持ち込まれ、児童たちは整理券を取ってバスに乗る体験ができました。
この楽しい体験を通して、子どもたちは自信を持って公共交通機関を利用できるようになるでしょう。クイズや実技を交えた授業形式は、子どもたちの理解を深めるのに効果的でした。
自転車教室での安全運転
さらに、4年生を対象とした自転車教室も実施されました。このプログラムでは、運動場に描かれたコースを利用して、実際に自転車に乗りながら交通の標識やルールについて学びました。
自転車を安全に運転するためのポイントや、道を譲る際のマナーなど、実践的な知識を身につける良い機会となりました。児童たちは楽しみながらも真剣に取り組み、終始和やかな雰囲気に包まれていました。
交通安全の重要性を実感
この交通安全教室を通じて、児童たちは交通安全やマナーの重要性を理解するだけでなく、実際の生活でそれを活かす意識を高めることができました。安全に帰宅したり、公共交通機関を利用する際には、この教室で学んだことを思い出して実践してくれることでしょう。
今後も岡山大学附属小学校では地域の特色や教育の重要性を大切にしながら、さまざまな取り組みを通じて子どもたちを育てていく方針です。地域の中核研究大学として岡山大学の期待が寄せられる中、これからの教育活動にも注目が集まります。