GiFU SPACE FOOD CHALLENGE とは
岐阜県の食品メーカー、有限会社ケイ・エイ商事が誇る地元の食材を使った新たな宇宙食の開発プロジェクトが始まりました。このプロジェクトは、宇宙日本食の認証を目指しており、宇宙飛行士たちが実際に国際宇宙ステーションで使える食事を提供することを目的としています。
新宇宙食の開発
今回のプロジェクトでは、岐阜県の特産品である飛騨牛や各務原にんじんを中心に、5品の候補から最終的に3品を選び出すプロセスが計画されています。この新しい宇宙食を認証するためには、JAXAの審査を経る必要があります。そのため、岐阜県民はもちろん、全国の皆さんに参加してもらいたいとの思いから、特別なイベントが企画されました。
イベント詳細
開催日時: 2026年1月24日(土)
- - 午前の部:10:30~12:00
- - 午後の部:13:30~15:00
場所: 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(各務原市下切町5-1)
対象: 小学生以上(小学生は要保護者同伴)
参加費: 無料(別途入館料が必要)
定員: 各部20組(1組4名まで)
申込方法: 事前申し込みが必要で、空宙博ウェブサイトから受付が行われます。受付は12月24日正午から開始されます。
参加者は、宇宙食について学びながら、開発中の試作品を試食し、自分たちで選んだ食材を基にした宇宙食がどうなるかを体験できる貴重な機会です。
クラウドファンディングによる参加
また、プロジェクトのもう一つの参加方法として、クラウドファンディング「GiFU SPACE FOOD CHALLENGE」が予定されています。これは、宇宙食の候補に選ばれるための資金を集めるもので、参加者は自宅で試食した5品の中から、最終的に選ぶメニューの投票も行います。
このキャンペーンは、2026年1月7日から始まり、応援購入は1月31日まで受け付けられます。参加者は宇宙食の開発に貢献するだけでなく、特典も用意されています。
食材の魅力
今回の宇宙食候補には、岐阜県の特産である飛騨牛、各務原にんじん、長良川流域で育ったあゆなど、美味しい食材がそろっています。これらの食材は、一般的に宇宙食とされる加工食品とは一線を画す、質の高いものばかりです。特に飛騨牛は、肉質と風味が抜群で、多くの人々に愛されているお肉です。
さらに、各務原にんじんは、その甘さと色合いが特徴で、ポタージュやゼリーに加工することで、宇宙でも楽しめる味わい深い料理が実現されます。これは、岐阜県の食文化を宇宙で広める素晴らしい試みとなるでしょう。
地元企業の取組み
有限会社ケイ・エイ商事は、食材の加工を専門とする企業であり、地域貢献の一環として、この宇宙食プロジェクトに取り組んでいます。以前には、「種子島産インギー地鶏とバナナのカレー」がJAXAから宇宙日本食の認証を受けるなど、確かな技術力を誇っています。
参加を通じた学び
このプロジェクトを通じて、参加者は宇宙食や宇宙開発について楽しく学ぶことができ、地元食材の魅力を再発見する機会でもあります。興味がある方や、宇宙食に関心のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。あなたの1票が新たな宇宙食の誕生に繋がります。
詳細や申し込みについては、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の公式サイトをチェックしてください。一緒に地元の食材で新しい宇宙食を作り上げましょう!