東京2025デフリンピックに向けた勉強会を開催
2025年11月に開催される東京2025デフリンピックが近づく中、ケイアイスター不動産株式会社が「第2回デフリンピック勉強会」を開催しました。この勉強会は、従業員にデフスポーツへの理解や障がいに対する認識を高めることを目的としています。
勉強会の概要
「第2回デフリンピック勉強会」は、2025年9月26日に東京ミッドタウン八重洲の本社大会議室で行われました。参加者は当社の従業員に加え、協力企業やメディア関係者も含まれています。勉強会は以下の内容で進行されました。
- - 講師:当社のデフアスリートおよびデフサッカー監督
- - 内容:障がい者理解の促進、手話勉強会、伝言ゲーム
イベントは、去年開催された第1回勉強会の振り返りから始まり、デフアスリートたちの活躍を紹介する形式で進められました。
協力企業からの技術紹介
参加企業である富士通とジャパンディスプレイからも、デフアスリート支援に関する最新技術が紹介されました。例えば、富士通の「Ontenna」というデバイスは、音を体で感じるアクセサリー型の技術で、聴覚障がい者が音の振動を肌で体験できるように設計されています。また、ジャパンディスプレイの「透明インターフェイス」は、誰でも簡単にコミュニケーションをとるためのユニバーサルデバイスです。
体験型のプログラムでの学び
勉強会では、参加者が実際に手話を学ぶ手話勉強会や、伝言ゲームを通してコミュニケーションを体験しました。これにより、参加者は口話やジェスチャーを使ったコミュニケーションの難しさを実感し、理解を深める機会となりました。体験を通じて、デフスポーツの楽しさやアスリートへの応援の意義を再認識することができました。
また、デフリンピック日本代表選手への囲み取材も行われ、多くのメディアからの質問に選手たちは丁寧に応じました。これにより、数多くのメディアにデフスポーツの魅力を広めることができたといいます。
デフリンピック開催への期待
今回の勉強会を通じて、社内にはデフスポーツへの関心が高まり、2025年に開催されるデフリンピックへの期待が高まりました。ケイアイスター不動産では、これからもデフアスリートの支援と共生社会の実現に向けた啓発活動を継続していく方針です。
勉強会参加代表選手のプロフィール
- - デフサッカー女子:3名(山本監督との兼任あり)
- 2019年女子デフフットサルアジア大会優勝
- 2023年女子デフフットサル世界大会初優勝等
- 2015年第8回アジア太平洋ろう者競技大会優勝
- 2022年デフリンピック競技大会5位など
東京2025デフリンピックを知ろう
東京2025デフリンピックは、2025年11月15日から26日まで開催される予定で、サッカーや柔道を含む全21競技に70~80カ国・地域から約3,000人の選手が参加します。日本でのデフリンピック開催は初めてであり、1924年から続く大会の100周年にあたります。
ケイアイスター不動産の企業理念
ケイアイスター不動産は「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を掲げ、すべての人に持ち家を提供するビジョンを持っています。企業は全国で住宅事業を展開しており、品質と価格の両立を目指しています。明るい未来を担うデフリンピックを応援することで、地域社会への貢献にもつながります。