オーガニック認証塩
2026-06-01 17:07:32

埼玉県春日部から生まれた日本初のオーガニック認証塩の挑戦

日本初!オーガニック認証を取得した「徳之島オーガニックソルト」



2026年4月、埼玉県春日部市に本社を置く株式会社ブランが、日本国内初となる塩のオーガニック認証を取得しました。この認証は、消費者が信頼できる高品質な塩を選ぶための新たな基準となります。取得した商品は「徳之島オーガニックソルト」という名称で、全4種類がラインアップされています。さらに、同社が関与した「オーガニックソルト認証スキーム」は、日本発の塩認証の世界標準を目指すものです。

なぜオーガニック認証が必要だったのか



「自然塩」や「天然塩」という言葉は、かつて消費者に親しまれていましたが、現在ではその使用が厳しく規制されています。これは、「食用塩公正競争規約」に基づくもので、誤解を招きかねない表現が禁止されているからです。つまり、化学的処理を施さず、自然由来の原料のみを使いたい塩作りには、消費者に伝えるための共通の言葉が欠如しているのです。

この状況を打破するために設けられたのがオーガニックソルト認証です。この認証では、原料の自然性、製法の純粋性、そして工程の完全性が第三者によって審査され、製品の信頼を客観的に担保します。

認証基準の構築への道のり



株式会社ブランは、認証基準の策定にあたって、全国の塩業者の声を反映させる努力を重ねました。オーガニックソルト認証スキームは、次の3つの柱で構成されます。

  • - 原料の自然性:自然由来の塩水や岩塩など、化学的処理を行わない原料のみ使用。
  • - 製法の純粋性:化学処理を行わず、製品が自然のままであることを保証。
  • - 工程の完全性:製造工程全体を管理し、重金属や微生物の基準を設けることで製品の安全性を確保。

申請には、詳細な書類の提出が必要で、透明性が求められます。この認証は、ただ品質を保証するだけでなく、信頼を生む仕組みでもあります。

製造地:美しい自然に囲まれた徳之島



オーガニックソルトは、鹿児島県の徳之島で製造されています。この島は、ユネスコの世界自然遺産にも登録されており、澄んだ海水と豊かな自然が特徴です。江戸時代から続く伝統的な製法で作られる塩は、信頼と美味しさを兼ね備えています。職人たちが丁寧に作り上げた塩は、海水を薪で煮詰め、天日干しで仕上げられます。

プロジェクトの始まり



このオーガニックソルトのプロジェクトは、株式会社ブランの代表・千葉陽子の母、洋美さんの故郷でのUターン移住がきっかけです。彼女が地元の塩と出会い、その素晴らしさに感激したことから、伝統を守るための活動が始まりました。日本の伝統製法の塩が失われそうな中、その美味しさを広めると同時に、認証制度を設ける意義を感じたのです。

認証の意義とこれからの展望



オーガニックソルト認証は、ただ感情的なものではありません。日本中に存在する伝統的製法を守る事業者にとって、信頼の証となる共通言語です。株式会社ブランは、この認証の概念を広げ、持続可能なご飯の新たな選択肢を提供する努力を続けていきます。現在、オーガニック市場は発展途中ですが、地元から始まるアプローチが未来を切り拓くのです。

4つの商品のラインアップ



1. 徳之島オーガニックソルト-基本の塩:日常使いに最適なシンプルな塩。
2. 徳之島オーガニックソルト-新月の塩:新月の潮の力を感じるまろやかな味。
3. 徳之島オーガニックソルト-満月の塩:重厚でリッチなフレーバーが特徴。
4. 徳之島オーガニックソルト-花の塩:仕上げ用の深い旨味を持つ塩。

発売は2026年6月1日から、公式オンラインショップにて購入可能です。価格帯は15gから、389円(税込)~となっています。地域の伝統を守るために、ぜひ一度ご賞味ください。


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