ASTRA FOOD PLANが三冠受賞!
2025年10月14日、東京都中央区で開催された「IMPACT STARTUP SUMMIT 2025」において、埼玉県富士見市に拠点を置くASTRA FOOD PLAN株式会社が、「インパクトスタートアップピッチ大賞」を受賞しました。このフードテックスタートアップは、持続可能な社会の実現に向けて様々な課題に取り組んでいます。
ピッチ大会での頑張り
このイベントでは、アーリーフェーズのインパクトスタートアップ10社が登壇し、それぞれのビジョンや事業モデルを発表する形式が採用されました。ASTRA FOOD PLANの代表取締役社長、加納千裕氏が登壇し、かくれフードロス問題への革新的なアプローチとして、独自の乾燥技術を用いた方法をプレゼンテーション。彼の情熱とビジョンが高く評価され、見事「インパクトスタートアップピッチ大賞」とオーディエンス賞、さらには野村賞の3冠を達成しました。
ASTRA FOOD PLANのミッション
ASTRA FOOD PLANは、2020年に設立され、持続可能な成長と社会課題の解決を目指しています。特に、食品廃棄物を減らすために、かくれフードロス問題に注力しており、独自に開発した「過熱蒸煎機」を活用して、未利用の農作物を高付加価値の食品パウダーにアップサイクルしています。この技術によって、農作物の端材や規格外品を有効活用し、循環型のフードサイクルを確立することを目指しています。
インパクトスタートアップ協会(ISA)について
インパクトスタートアップ協会(ISA)は、社会課題の解決と持続可能な成長の両立を図るために設立された団体です。政財官の連携を通じて、スタートアップがポジティブインパクトを生み出し、持続的に成長する環境を構築することを目指しています。ASTRA FOOD PLANは、2024年から正会員として、さらに効果的な活動を展開していく計画です。
受賞の背景にある思い
加納社長は、受賞に際して「アップサイクルに関する理解が薄い中で創業し、困難に直面しながら挑戦してきたが、今回の受賞は大きな励みになった」とコメント。自身の取り組みだけではなく、同じ目標を持つ仲間たちの姿勢に勇気付けられたことを強調し、今後も多くの企業と連携してより良い未来を築いていく意欲を示しました。
未来へのビジョン
ASTRA FOOD PLANは、持続可能な食のサーキュラーエコノミーを実現するために具体的な行動を起こしています。今後も多くの企業との協業を通じて、「かくれフードロス」の解決に貢献していく意志を強固にし、社会全体にポジティブな影響を与える存在であり続けることを目指しています。
このように、ASTRA FOOD PLANは魅力的な取り組みを続け、益々の成長が期待されます。今後の活動から目が離せません!