草加市の新たな読書文化、やつかブンコ「一箱オーナー」募集開始
埼玉県草加市に位置する「ソーシャルスクエア草加谷塚店」で、新たなサービス「一箱オーナー」が始まりました。このサービスは、私設図書室「やつかブンコ」において、個々の利用者が自分の本棚を持つことを可能にします。
一箱オーナーとは?
「一箱オーナー」に登録すると、約30cm四方の専用の箱に自分の好きな本を置くことができます。この箱は、やつかブンコ内に設置され、他の利用者に閲覧や貸し出しを通じて愛読書をシェアする場所となります。自分の本棚を他の人に見てもらい、自分が好きな作品を広めたい方にはうってつけのサービスです。
本棚には、読み終わった本を入れ替えたり、テーマを持たせたりすることができ、自分の世界を表現することができます。また、本だけでなく、個人の作品や名刺も展示可能です。
一箱オーナーの特典
一箱オーナーに登録すると、以下の特典があります:
- - やつかブンコの利用登録料が無料
- - コワーキングスペースの予約権
- - ブンコ番として参加可能(司書係として活動し、販促物の販売も可能)
- - やつかブンコのスペースを利用したイベントやワークショップの開催サポート
登録方法
一箱オーナーの登録料は月額1000円。現金で前払いすることで、1ヶ月分、3ヶ月分、または6ヶ月分を選択できます。登録には氏名や住所、連絡先情報が必要です。登録希望者は下記の連絡先までお問い合わせください。
ボランティア募集も!
やつかブンコは、運営を手伝ってくれるボランティアも募集中です。図書企画やブンコ番として地域活動に参加してみたい方、大歓迎です。ボランティア活動を通じて地域に貢献し、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
ソーシャルスクエア草加谷塚店について
「ソーシャルスクエア草加谷塚」は、2025年4月にオープン予定で、社会とのつながりを深めるための支援を行う事業所です。ここは、社会での生活をサポートしながら、個々の可能性を広げるための場を提供しています。かつて日光街道の宿場町で人々が憩う場所であったように、心を休めるスペースを目指しています。
未来を見据えた活動
運営団体の「特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス」は、社会貢献活動を通じて地域の豊かさと人々の幸福を追い求めています。多様な考えや働き方を尊重し、地域の人々に勇気を与える活動に取り組んでいます。
自分の好きな本を通じて、新しいつながりや豊かな読書体験をもたらす「やつかブンコ」の一箱オーナー制度に、ぜひご参加ください。新しい仲間と本との出会いが待っています。