科学好き集まれ！第14回科学の甲子園全国大会が開催決定

科学の未来を担う高校生たちが集結する大会

2023年3月21日から24日まで、茨城県つくば市において「第14回科学の甲子園全国大会」が開催されます。この大会は、次世代の科学者や技術者を育成することを目的とし、全国の高校生がその科学的知識と創造性を競い合う場です。

出場チームの決定

今年は、717校から新たに8158名の学生がエントリーし、各都道府県の代表チームが選ばれました。合計47校のチームが1年生と2年生の6〜8人で構成され、与えられた課題に対して科学的アプローチで挑みます。大会は、さまざまな課題を通じてチームの総合力を競い合う形式になっています。

対象者や審査方法

参加チームは、科学的知識の習得だけでなく、その応用能力やチームワークも評価されます。このように、実践的な学びを通じて、高校生たちの問題解決能力を高めることができます。審査員には、産学官の専門家たちが名を連ね、参加者たちが示す科学的アプローチや解決策に対して厳正な評価を行います。

賛同企業・団体の支援

今回の大会には、24の企業や団体が賛同し、協賛や応援機関として継続的な支援を行うことが決まりました。このことは、若者たちが科学技術の分野でキャリアを形成し、未来を担うリーダーとして成長するための重要な資源となるでしょう。

科学教育の重要性

JST（国立研究開発法人科学技術振興機構）は、科学の楽しさと共にその重要性を広めるため、様々な教育プログラムを展開しています。「ダイバーシティ」の観点から、すべての学生が平等に科学を学べる環境を整える努力を続けています。また、各地区において地域密着型の科学イベントも多数実施され、科学アンバサダーとして活動する学生も増えてきています。

大会の目的

この科学の甲子園は、次世代の科学者を育成するだけでなく、学生自らが科学に興味を持ち、多様な問題の解決に寄与する力を養う重要な機会です。また、参加者たちが持つアイデアや発見が、彼らの将来に役立つのみならず、私たちの社会全体を豊かにする可能性を秘めています。

観覧情報

大会は一般の方にも開放され、観覧も可能です。未来の科学者たちの挑戦をぜひその目で見届けてください。参加者と観覧者の交流を通じて、科学の魅力を感じる機会も提供されることでしょう。

詳弁は大会の公式ウェブサイト【https://koushien.jst.go.jp/koushien/】をご覧ください。