家具革命!Circlife
2025-09-26 13:25:33

埼玉発の新しい家具革命!アップサイクルプロジェクトの全貌

埼玉発の新しい家具革命!アップサイクルプロジェクトの全貌



埼玉県、東京都、愛知県からなる3社が手を組み、画期的なアップサイクル家具プロジェクト『Circlife』を発表しました。『Circlife』は、役目を終えた「花」「服」「家具」を再資源化することで、新たな命を宿した家具を生み出す取り組みです。具体的には、株式会社RINが提供する美しいロスフラワーを使ったアートピース、モリリン株式会社の循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」、そして株式会社Uragamiによるアンティーク家具の再構築が一体となっています。

アップサイクルの魅力



一般的なリサイクルは、素材を一度解体して新しい製品に作り変える過程ですが、アップサイクルはその本質的な特徴や美しさを残しながら新たな形へと生まれ変わらせる点が大きな魅力です。『Circlife』では、花や服、古い家具が単なる廃棄物とならず、新しい物語を紡ぐアイテムとして生まれ変わります。

花の再生:ロスフラワーとは



RINは、イベントや式典で使用された花を「ロスフラワー」と名付け、これをプロジェクトに取り入れています。ロスフラワーは、通常捨てられる運命にある生花で、まだ美しい段階で廃棄されてしまうものです。これを乾燥し、独自の塗装加工を施して家具のアートピースとして組み込むことで、まるで新しい命が吹き込まれたかのように生まれ変わります。

服からの再生:PANECO®の力



一方、モリリン株式会社の「PANECO®」は、衣類から生まれた繊維を使って作られた循環型リサイクルボードです。このボードは再利用可能で、使用後も新たな板材としてリサイクルされます。そのため、衣類を単なる消耗品として消費するのではなく、サステイナブルな方法で循環させていくことが可能になります。これにより、無駄に捨てられる衣類が新たな命を得るのです。

アンティーク家具の新しい価値



さらに、Uragamiは、役目を終えた家具や什器を回収、解体し、その部品を再構築して新たな家具を制作しています。経年の味を持つアンティークやヴィンテージの家具には、それぞれの物語があります。そのユニークなデザインは、個性ある空間づくりに寄与し、持続可能なライフスタイルの象徴となっていくのです。

展示予定のイベント



この新しい試みは、2025年に東京で開催される『第10回オーガニックライフスタイルEXPO East』で発表される予定です。会場は東京都立産業貿易センターで、入場料は1,000円ですが、招待状を持参または事前登録をすると無料で入場できます。

RINの代表取締役、河島春佳さんは「『Circlife』を通じて、廃棄される素材に新たな命をある形で与え、人々の生活の中でそれらを再循環させることができることに喜びを感じています。」と語っています。このプロジェクトは、単なる再利用ではなく、想いを込めた製品としての価値を再確認させてくれるものです。

まとめ



『Circlife』は、ただのアップサイクルプロジェクトではなく、人々の思い出を大切にし、素材の記憶を受け継いで新たな形を生み出す挑戦です。このような取り組みが広がれば、よりサステイナブルな未来が実現できるのかもしれません。今後の展開が楽しみです。あなたもこのプロジェクトに参加し、ものを大切にする循環型の暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: アップサイクル Circlife ロスフラワー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。