岡山大学発ベンチャーSEZOの挑戦
岡山大学において、新たな挑戦が始まっています。国立大学法人岡山大学から生まれたベンチャー企業、株式会社SEZOが、資金調達を実施しました。今回は、TRUST SMITH & CAPITALおよびF Venturesを引き受け先とする第三者割当増資によるもので、エンジニアの市場価値を最大化するための事業を一層加速させることを目指しています。
エンジニアのポテンシャルを解放する
SEZOは、「エンジニアのポテンシャルを解放する」という明確なビジョンを掲げ、SE(システムエンジニアリングサービス)業界が抱える多重下請け構造の課題に対決する新しいサービスモデルを展開しています。この新たなアプローチにより、エンジニアへの還元率は83%から90%という高水準を実現し、エンジニアが自身の市場価値を最大限に引き出せるよう、正当な評価と報酬、案件選択の自由度を高めることを目指しています。
AI技術を活用した営業体制
さらに、SEZOはAI案件に特化した営業チームを設立し、先端技術分野への挑戦機会を創出しています。こうした取り組みを通じて、エンジニア自身が理想の働き方を実現できる環境を整えることに注力しています。このように、エンジニアのキャリア形成を支援することで、より良い職場環境を提供し続けたいと考えています。
学生起業家の成長
代表の黒明慶吾さんは、岡山大学工学部の学生から起業家へと成長した人物です。大学での学びを生かし、実際に企業を立ち上げ、今ではSEZOの代表取締役として活躍しています。彼は、「SEZOは、誰かの人生にきっかけを与える存在でありたい」と話し、SES事業を通じてエンジニアに理想的なキャリアの機会を提供することに力を入れています。
地域産業との連携
岡山大学は、大学発のベンチャー創出及びその成長支援を通じて、学生の起業活動と地域・産業界との連携を促進し、研究成果の社会実装や地域経済の発展に寄与することを目指しています。SEZOの取り組みを通じて、地域の産業界との関係がますます強化され、地域に根ざした企業が生まれることでしょう。
この取り組みへの期待
今回の資金調達により、SEZOはエンジニアの採用や営業体制の強化を図ります。また、AIを活用したサービスの開発・提供を加速させ、エンジニアが「ここで働きたい」と思える環境を整え、IT人材の正当な評価を行いその活躍の場を広げていくことを目指しています。黒明さんは、「事業の成長と社会への価値の創出に全力で取り組む」と語っており、SEZOの今後の成長が非常に楽しみです。
岡山大学は、これからも地域中核として特色ある研究大学の取り組みに注目を集めていくことを期待しています。