LGBTQ理解促進キャンペーン「We are “Rainbow”」
6月、ファミリーマートがコカ・コーラボトラーズジャパン、チェリオジャパン、クリート株式会社と手を組み、LGBTQへの理解を促進するキャンペーン「We are “Rainbow”」のお披露目イベントが行われました。この取り組みは、「プライド月間」に合わせてスタートし、さまざまな企業の枠を超えた協力によって実現したものです。
企業の共鳴
ファミリーマートの取り組みは、全ての人が自身らしく活躍できる社会を目指すことをテーマにしており、そのために選ばれる商品やパッケージが「LGBTQ」に対する理解を深めるきっかけとなることを願っています。お披露目イベントでは、各社の代表者がこのキャンペーンへの参加に対する思いを熱く語りました。
特に注目すべきは、ファミチキ袋に施されたレインボーカラーのロゴ。この新たなデザインは、キャンペーンの象徴となり、コミュニティの団結を示すものです。また、ファミリーマート限定商品も展開されており、それに伴い購入者には特製のステッカーがプレゼントされる施策も行われています。
各社の意義あるコメント
コカ・コーラボトラーズジャパンの代表者は、社内のデザインコンペで選ばれたオリジナルステッカーを発表し、LGBTQコミュニティへの理解者の輪を広げることが目的であることを明言。彼らの願いは、すべての人が自分のペースで一歩踏み出せる社会の実現です。
クリート株式会社は、幅広い年齢層から支持されている製品で6色のレインボーカラーを表現し、LGBTQに対する関心を高めることに寄与すると述べました。チェリオもこの誠意ある取り組みが大変嬉しいとコメントし、多様性を尊重する社会の実現に期待を寄せています。
アーティストとのコラボ
女装パフォーマーのブルボンヌ氏も、このキャンペーンに参加しており、商品の魅力を来店されたお客様に伝える役割を果たしました。彼は、多様性をテーマにした商品が多くの人に受け入れられることで、自分自身を再認識する機会を提供できると強調しました。
お披露目会では、ブルボンヌ氏が手掛けたオリジナルステッカーやレインボー商品を実際に手に取り、観客にその魅力を伝えていました。このイベントは、企業が連携してLGBTQへの理解を広げ、コミュニティをサポートする新たな動きの一環として位置づけられています。
未来への展望
ファミリーマートは、今後も企業間の連携を強化し、より多くの人々が自身らしく生きられる社会を目指して努力していく意向を表明しています。この「We are “Rainbow”」キャンペーンは、その一歩となるでしょう。この取り組みを通じて、LGBTQの理解者・支援者としての輪を広げることが期待されています。
また、参加企業はそれぞれの持つブランド力を生かして、多様性を尊重するメッセージを浸透させていくことでしょう。このような活動が地域の中でどのように広がっていくのか、注目が高まります。
これからの動きにも目が離せません!