デフフレンドリー現場
2025-10-15 09:41:45

埼玉発!聴覚障がい者と共に創る「デフフレンドリー現場シート」

新しい時代の安全対策「デフフレンドリー現場シート」



最近、埼玉県所沢市を拠点とする株式会社タミヤホームが、聴覚障がい者の視点を反映した「デフフレンドリー現場シート」を、一都三県の解体工事現場で本格的に掲出し始めました。聴覚に障がいのある漫画家・うささ氏とのコラボレーションにより、このシートは「目に見える安心」を提供し、現場の安全性を向上させることを目的としています。

安全第一の工事現場に新たな視点を



工事現場における安全は、従来の音によるコミュニケーションが中心でした。しかし、聴覚障がい者にとってその情報は伝わりにくいため、タミヤホームでは「デフフレンドリー」をテーマにした安全対策を進めることにしました。「音」に頼らずとも、誰もが直感的に安全を理解できるようなデザインを目指しました。

うささ氏は、自らの経験をもとに、解体現場の「暗い」「怖い」というイメージを、明るくて親しみやすいものに変えるための視覚的表現を行いました。これにより、周辺の人々が安心して通行できるような環境づくりに取り組んでいます。

制作秘話の公開



また、タミヤホームでは、制作秘話を社内報としてnoteで公開しました。記事では、うささ氏がどのようにデザインのアイデアを思いついたのか、そしてその過程で感じた思いや工夫について触れています。これにより、「デフフレンドリー現場シート」に込められた深い思いを知ることができます。

目に見える安全を実現



「デフフレンドリー現場シート」は、固定された看板としてではなく、現場に合わせた柔軟な掲出を行うことで、それぞれの場所での効果を最大限に引き出します。これによって、通行する人々に具体的な「危険」を意識させ、避ける行動を促すことができます。これは、タミヤホームの安全への強い願いを形にしたものです。

インクルーシブな社会を目指して



タミヤホームの目指すところは、ただの安全対策に留まりません。この取り組みを通じて、地域社会全体への貢献を続けていきたいという思いが強くあります。「解体工事はまちづくりの一部である」という意識を持ち、すべての人に向けた開かれた環境を提供することが、今後の目標です。

この新たな取り組みが、全国の工事現場におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の進展につながることを願っています。タミヤホームは、今後もこの企画を広げ、さらに多くの皆さんに安心して暮らせる社会を築くために努力を続けていきます。

まとめ



今回の「デフフレンドリー現場シート」プロジェクトは、地域の安全性を高めるだけでなく、聴覚障がい者の方々に対する理解も深めていく重要な一歩です。タミヤホームの取り組みを通じて、インクルーシブな社会の実現に向けた未来を一緒に創造していきましょう。詳細は公式noteを是非ご覧ください。


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