観光DXとVR体験
2025-09-28 15:45:24

岡山大学が大阪・関西万博に出展!VR映像で観光DXの未来を体感

岡山大学が大阪・関西万博に出展



2025年8月22日から24日、国立大学法人岡山大学が大阪・関西万博において高梁市と共同でブースを出展しました。
この取り組みは、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業の一環で、地域の観光DXを推進し、誰もが観光を楽しめる社会を目指す学生主体のプロジェクトです。来場者は約600人に上り、ブースは賑わいを見せました。

空からの視点で高梁市を体感



ブースのテーマは「空から見よう!天空の山城 備中松山城」。岡山大学の研究で培ったドローン技術を駆使した映像を上映し、多くの来場者がVRゴーグルを装着し、模型による試乗を行い、雲海の上を飛ぶ臨場感あふれる体験を楽しみました。この体験は好評を博し、特に学生と岡山大学発ベンチャーによるコラボで制作した3Dメタバース映像については大きな注目を集めました。仮想空間には、備中松山城と高梁市のキャラクター「猫城主さんじゅーろー」が再現されており、自由に探索できる仕組みは子どもから大人まで多くの世代に支持されました。

来場者からは「映像がとても美しい」「実際に行ったことがあるが、この視点で見るとは思わなかった」と感動の声が寄せられました。また、車いす利用者もVR体験を楽しむ姿が見られ、「誰もが観光を楽しめる社会」の実現に向けて学生たちも新たな可能性を感じたようです。最終日には備中神楽保存会による演舞が披露され、石田芳生高梁市長や猫城主さんじゅーろーも観光PRを行い、会場は熱気に包まれました。

学生たちの学びと今後の取り組み



この取り組みでは、観光PRの枠を超えて、観光DXを通じた地域の課題解決やWell-beingな社会の実現を目指しています。学生たちは「地域の魅力をどうやって伝え、誰でも楽しめる体験へと昇華するか」を主体的に考え、来場者の反応を観察することで貴重な実践的な学びを得ました。

今後は、2025年12月2日に岡山大学で開催予定の「岡山大学 R&D Showcase 2025」にて、今回の映像作品やドローン模型を展示することが決まっています。また、雲海シーズンに合わせたイベント上映や高梁市内の施設での常設展示も計画されており、これらの成果が観光振興や地域社会のWell-being向上に寄与することが期待されます。

みなさん、学生たちの新たなチャレンジや地域への愛情に満ちた取り組みに引き続きご期待ください。岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を支持しながら、地域と共に未来を築いていく所存です。最後に、今回のVRコンテンツのプロモーションビデオもぜひご覧ください。𝑽𝑹𝑪𝑯𝑨𝑻】備中松山城VR体験【大阪万博‬](https://youtu.be/oGQ532sqOEc)をチェックして、新たな発見を楽しんでみてはいかがでしょうか?


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