株式会社ePARAが「インパクトスタートアップ宣言」を発表
埼玉県戸田市に本社を置く株式会社ePARAは、2025年1月16日に「インパクトスタートアップ宣言」を発表しました。この宣言は、同社が掲げる「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指し、ポジティブな影響を社会に与える新たな挑戦を進めるものです。
新たなミッション・ビジョン
ePARAはこれまで、年齢、性別、時間、場所、障害の有無を問わず全ての人が参加できるバリアフリーeスポーツを推進し、「本気で遊べば、明日は変わる。」というメッセージとともに活動してきました。そして、今回新たに掲げたミッションとビジョンは以下の通りです。
ミッション
「個性を発掘し、未来をつくる」。
このミッションは、障害の有無に関わらず、すべての人がその個性を誇りに思える環境の創造を目指しています。日本の社会でまだ埋もれている個性を引き出し、多様性を尊重した持続可能な未来を共に築くことが重要だとしています。
ビジョン
「福祉のあたりまえを超える」。
これまでの福祉活動に敬意を払いつつ、福祉の枠を超えた新たな挑戦を続けていく姿勢を示しています。障害者が社会でロールモデルとして活躍し、その個性が未来を切り拓く力となることを目指しています。
主要事業の概要
株式会社ePARAは、次の3つの事業を主幹として展開します。
1. バリアフリーeスポーツ事業
この事業では、全ての人が参加できるバリアフリーeスポーツの企画・運営・支援を行います。障害当事者の意見を取り入れたプロジェクト運営を行い、彼らの可能性を拡げることを目指しています。模範的な事業例として「HACHIMANTAI 8 FIGHTS」などがあります。
2. 就労支援事業
障害当事者が自らの能力を最大限に発揮できるよう支援する事業で、就労継続支援A型や就労移行支援を運営します。この事業は障害当事者のスキルアップや自己実現をサポートするため、様々な就労支援機関との連携を強化しています。
3. 共創事業
新たな未来をつくるため、共創・実証・広告活動を通じてDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を具体化します。デザイン制作やWebマーケティングなどを通じて、障害者のウェルビーイング向上に向けた取り組みを行っています。
参加者からの応援
ePARAの活動に賛同する企業や団体からは多くの応援コメントが寄せられています。例えば、株式会社サイコム代表取締役の河野氏は、「ePARAの障害者支援は、社会課題の解決に重要な役割を果たしています」と評価しました。また、JR東日本スタートアップ株式会社の柴田氏は、「彼らの活動は、個々の力の再発見につながります」とその意義を強調しています。
今後の展望
今後ePARAは、先進事例を学びながらインパクト指標の策定に取り組み、経済的成長と社会的インパクトの両立を目指す企業としての姿勢を強化していく予定です。また、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の正会員として活動を開始し、持続可能な社会の実現に向けてさらなる努力を重ねていきます。
連絡先
株式会社ePARAに興味がある企業や個人は、公式サイトから問い合わせも可能です。
詳しい情報や最新の活動内容は公式ウェブサイト
ePARA やソーシャルメディアをご覧ください。