DAISOが浸水センサ実証実験に参加
株式会社大創産業(通称DAISO)は、国土交通省が展開する「ワンコイン浸水センサ実証実験」に参加し、店舗に自動販売機搭載型の浸水センサを初めて設置しました。この試みは、浸水の危険性に備えるための新たなステップとなるでしょう。
浸水センサ実証実験とは?
「ワンコイン浸水センサ実証実験」は、2022年にスタートした国土交通省主導のプロジェクトで、特に豪雨などの自然災害による浸水被害を軽減することを目的としています。実験では、約230自治体が河川や公共設備にセンサを設置し、集めた情報をもとに迅速な交通規制や避難情報を発信するモデルを試行しています。
この実証実験の特徴は、比較的低コストで設置可能なセンサを活用することから、各地域における災害対策の強化を促進することにあります。名付けて「ワンコイン浸水センサ」。単に物理的な監視を行うだけでなく、情報の一元管理とリアルタイムな発信が求められています。
DAISOの自動販売機型浸水センサ
DAISOでは、特に浸水リスクの高いとされる地域に、2025年までに43の店舗に自販機型浸水センサを設置する計画です。このセンサは、店舗の自動販売機に統合されており、敷地内での浸水を感知した際には即座にデータを送信します。このデータは国土交通省の浸水センサ表示システムとリンクし、地域住民に対して浸水の危険性を伝えるリアルタイムの情報を提供します。
自販機型浸水センサは、中央大学研究開発機構、一般財団法人河川情報センター、大塚ウエルネスベンディング株式会社と連携して稼働しており、今後はさらに多くの地域で普及する見込みです。これにより、DAISOは地域の災害対応能力を強化するために貢献することを目指しています。
大創産業のビジョン
大創産業は「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という理念のもと、DAISO、Standard Products、THREEPPYなどのブランドを展開しています。日常生活に必要な商品から趣味に至るまで、多様な商品を53,000点以上取り扱い、国内外での成長を続けています。日本国内だけでなく、26の国と地域に5,670店舗を展開し、2024年度の売上は連結で7,242億円に達しています。
今後、大創産業は自販機型浸水センサの導入を通じて、地域の安全確保に寄与していく予定です。これにより、身近な場所でも人々の安全を守るための取り組みが進むことでしょう。地域の方々にとって、DAISOは単なる商品を提供する小売店ではなく、安心・安全な地域づくりのパートナーとして位置付けられるでしょう。