広島での国際フォーラム:クローズド・ループ・リサイクル・フォーラム2025
日本の資源循環の未来を描く「Closed Loop Recycle Forum 2025」が、来る2025年6月25日から27日まで広島県広島市南区のグランドプリンスホテル広島で開催されます。このフォーラムは、欧州を中心とした資源循環の専門家が参加し、クローズドループエコノミーの最新の成功事例や、日本への導入の実現可能性を討論する場として設けられています。参加資格は企業経営者や自治体関係者など、サステナビリティに興味のある方々で、定員は100名。参加申し込みは、特設サイトから可能です。
フォーラムの背景と重要性
CLRF2025は、現代の脱炭素社会を見据え、循環型経済の実践を促進するために設立されました。近年、日本でも「プラスチック資源循環促進法」や「GX(グリーントランスフォーメーション)」が進行中ですが、実際の運用はまだ初期段階にあります。特に、日本においては欧州と比較するとサーキュラーエコノミーの普及が遅れています。この状況を打破するため、参加者は欧州の成功事例に触れ、実務的な知識を得ることが期待されています。
例えば、欧州では、使用済みペットボトルの高いリサイクル率や、製品設計からリサイクルを考慮したアプローチが日常的に行われています。こうした事例を学ぶことで、日本における循環型経済の実現への新たな道が開けるかもしれません。
イベント概要とスケジュール
基本情報
- - 開催日: 2025年6月25日(水)〜27日(金)
- - 場所: グランドプリンスホテル広島
- - 参加費用: 100,000円(事前申込制、抽選あり)
- - 申込締切: 2025年5月13日
プログラム内容
この国際フォーラムは、以下の日程より構成されます。
- - DAY1: 13:00から基調講演、18:30から懇親会。
- - DAY2: 午前・午後にわたり、欧州リサイクル事業者の取り組み事例、選別対象の変化や新しいアプリケーション、近代ソーティングセンターの変化などに関するプレゼンテーションが行われます。
- - DAY3: パネルディスカッションと質疑応答のセッションが予定されています。
参加方法
参加を希望される方は、専用の申込みサイトから手続きを行うことが求められます。 応募が集まった場合には抽選が行われますので、早めの申し込みをお勧めします。
ゲストスピーカーについて
フォーラムには、さまざまな分野からの専門家が招かれ、彼らの知識と経験がシェアされます。
- - 梶原 成元氏(公益財団法人廃棄物・3R研究財団理事長)
- - 大迫 政浩氏(国立環境研究所フェロー)
- - 高岡 昌輝氏(京都大学大学院工学研究科兼一般社団法人廃棄物資源循環学会会長)
- - 佐々木 恵氏(環境省環境カウンセラー・SDGsアドバイザー)
このように、多様な専門家がリサイクルやサステナビリティに関する洞察を提供してくれます。
終わりに
国際的な視点からの情報交換と新しいビジネスチャンスを提供するCLRF2025。サステナビリティを重視する方々にとって、参加する価値は大変大きいといえるでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れて、最新情報を確認してください。参加申し込みを心よりお待ちしております。