ケイアイスター不動産、障がい者雇用率3.17%を達成!
埼玉県本庄市に本社を構えるケイアイスター不動産株式会社は、最新の障がい者雇用状況報告において、法定の雇用率2.5%を大きく上回る3.17%を実現しました。この成果は、同社が5年以上にわたり積極的に取り組んできた障がい者雇用の努力の賜物であり、障がい者にとっての職業生活の質向上に寄与しています。
共生社会の実現に向けて
同社は、すべての事業者が障がい者の雇用を促進する義務があるとして、障がいに関係なく「共生社会」を実現する思想を持っています。法律改正に伴い、障がい者の法定雇用率は2024年4月以降に引き上げられますが、ケイアイスター不動産はその前に法定雇用率を超える雇用を実現し、さらなる社会貢献を兼ね備えた企業を目指しています。
障がい者雇用の具体的な取り組み
同社は2015年から障がい者アスリートを中心とした雇用を開始し、2019年には現在の8名の障がい者アスリートからなる「ケイアイチャレンジドアスリートチーム」を設立しました。これにより、障がいを持つ方々が自身の能力を生かし、業務に貢献する機会を提供しています。
2023年には新たに「チャレンジドセンター」を設立し、49名の障がい者従業員が名刺作成や事務補助、社内の美化業務に従事しています。これらの取り組みは、多様な働き方を実現し、障がい者が自分のキャリアを築く手助けをしています。
特に、「チャレンジドシナジー課」が設けられ、障がい者雇用を専門的に担当する組織として、社内での重要な役割を担っています。2024年には新卒も採用し、さらなる雇用の拡大が期待されます。
障がい者アスリートの活躍
この障がい者雇用の一環として、チャレンジドシナジー課のメンバーは様々な国内外の競技会で活躍を見せています。第5回女子デフフットサル世界大会では、チームとして初めての優勝に導くなどの成果を上げ、さらには世界ろう者柔道選手権大会において男子66kg級で金メダルを獲得する選手も誕生しました。これらの成果は、社内行事での表彰に繋がり、次世代の障がい者スポーツの振興にも寄与しています。
コミュニティとのつながり
ケイアイスター不動産の障がい者雇用の成功事例は、地域社会にも広がりを持っています。同社の理念「豊かで楽しく快適なくらしの創造」に基づき、地域コミュニティとの結びつきを重視し、持続可能な社会の一員としての役割を果たすことを目指しています。