2025年4月13日、待望の大阪・関西万博が開幕し、ファミリーマートも会場内に「ファミリーマート大阪・関西万博店」をオープンしました。この店舗は約6か月にわたり、多くのお客様にご利用いただき、様々な商品の提供が行われました。その中でも特に人気を集めたのが名物「ファミチキ」です。店舗の運営中、ファミチキの販売数は累計でなんと233,000個に達し、1日の最大販売数は2,371個という驚異的な数字を達成しました。このファミチキは、来場者から「万博で食べるファミチキは最高!」との高評価をいただき、SNSでも多くの話題を生みました。
この成功の裏側には、運営チームの工夫があります。ファミリーマート大阪・関西万博店の運営は、入社2年目の社員を中心に行われ、技術や経験を伸ばすための研修を兼ねていました。このような独自の試みは、若手社員が難しい環境でも自ら考えて行動する力を身につけるためのものです。マネージメント層からのサポートを受けながら、彼らは日々課題解決に挑みました。
さらに、持続可能な社会の実現に向けて、当店では商品棚やレジカウンター、冷蔵ケースなどの什器を再利用する取り組みも行っています。これは万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づいたものであり、新たな店舗での使用が予定されています。この再利用により、万博閉幕後の廃棄物が約6.2トンも削減される見込みです。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」の企業理念を掲げており、地域に寄り添いつつ、個々のお客様とのつながりを大切にしています。便利さの先にある、なくてはならない場所を目指して、持続可能な未来を向けた活動を深化させていく意向です。国際的なイベントを通じて、ファミリーマートがどのように地域社会と未来に貢献していくのか、今後の展開が楽しみですね。これからも、ファミリーマートの動きに注目していきましょう。