赤ちゃんと一緒に祝う新しい家族の形「助産師が同行するウエディング」
埼玉県浦和のロイヤルパインズホテルでは、産前産後ケア専門の「ぶどうの木」と共同で、2025年11月から「産後ケア連動型ウエディング」を提供開始します。この取り組みは、日本初の試みとして注目されています。赤ちゃん連れの新郎新婦がもっと快適に、そして安心して結婚式を行うための新しいスタイルのウエディングが誕生しました。
「Wハッピー・パパママ婚」とは?
このウエディングプランは“結婚×誕生×ベビーケア”を融合した「Wハッピー・パパママ婚」という新しい家庭の祝い方です。結婚式を機に家族が増える喜びを、専門家がサポートすることで、安心して祝福を受けることができる環境が整えられています。家族の絆を深めるこの新たな試みがあることで、ウエディング文化が一層豊かになります。
赤ちゃん連れの不安を解消するために
赤ちゃんと一緒の結婚式には様々な不安がつきものです。「授乳のタイミングが難しい」「赤ちゃんが泣き止まない」「ママの体調が不安」などの問題を抱えている新世代のパパママをサポートするために、専門家が式の最初から最後まで寄り添います。これにより、式の進行を気にせず、安心してお祝いに集中できる環境が整います。
提供される具体的なケア内容
1.
助産師によるモニタリング:産後の体調をチェックし、授与式の前後で無理のない動線を設計。体調に合わせた休息の調整も行います。
2.
赤ちゃんの保育ケア:披露宴中には赤ちゃんを安全に預けられる「ぶどうの木」内のベビールームが利用可能です。授乳タイミングや寝かしつけなど、赤ちゃんのオーダーメイドのケアを提供します。
3.
心理的負担の軽減:家族が気が散らないよう、周囲の要因を排除し、安心して祝宴を楽しむ設計を行っています。さらに、家族写真やお子様の演出にしっかりとサポートします。
代表の声
「赤ちゃんを持つことで結婚式に不安を感じているという声を多く聞いてきました。」と、ぶどうの木の代表は話します。本来、家族の節目は周囲に支えてもらいながら祝うものであるべきですが、現代では家族の中でその負担が大きくのしかかることが多くなっています。
「助産師がウエディングに自然に存在する文化を作りたい」との想いが、この新しいプロジェクトに込められています。安心して結婚式を迎えられることで、笑顔が絶えない家族の文化が育まれることを期待しています。
今後の展開と地域への影響
このサービスは、首都圏や関西を中心とした他のホテルとも連携を進め、助産師が同行するウエディングの標準化を進めていく予定です。また、産後の健康データや赤ちゃんの睡眠データを活用した「家族の安心モデル」に関する研究も進行中です。
ウエディングと産後ケアを結びつけることは一見異なるように思えますが、いずれも「家族が始まる場」として深くつながっていることを、この取り組みを通じて多くの人々に知ってもらいたいと考えています。
詳細情報については「ぶどうの木」の公式HPやInstagramをチェックしてください。新しい家族の形を、ぜひ体験してみてください。さらに、世代を超えた素晴らしいウエディング文化を育てていく一助となることを願っています。