岡山大が国連登壇
2025-04-27 16:45:29

岡山大学副学長が国連会合でサステナビリティを発信、MITと共同登壇

岡山大学副学長が国連の政府間年次会合に登壇



2025年4月7日から11日、国連ジュネーブ本部で開催される「開発のための科学技術委員会(CSTD)」の第28回会合において、岡山大学の横井篤文副学長が高等教育機関の代表として、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)サステナビリティオフィスの創設者であるジュリー・ニューマン氏の代理として発表しました。このセッションは、STI(科学技術革新)の技術協力活動に関するレポートとして焦点を当てたもので、横井副学長はその中で複数の国の代表との意見交換を行いました。

STI Parkの取り組み



会合では、ガーナ、モザンビーク、モンゴル、ウズベキスタンから参加した国連大使や政府代表がそれぞれの国でのSTIの取り組みを発表しました。横井副学長は、MITとの滞在経験をもとに、同大学が実施している「STI Park」プロジェクトの具体的な内容を紹介しました。ここでは、キャンパス全体をサステナビリティ研究の社会的実装のための実証フィールドとして活用し、地域と連携した持続可能な環境の実現を目指しています。

Society5.0とデジタル田園健康特区



また、横井副学長は日本政府が進める「Society 5.0」に貢献するための国家戦略特別区域『デジタル田園健康特区』に関して、岡山大学がリードアーキテクトとして参加している事例を説明しました。この取り組みは、高等教育機関が地域自治体や企業と協力してマルチステークホルダー・パートナーシップを構築し、持続可能な地域社会を創出することを目指しています。

質問と対話の時間



セッション中、参加した国連の代表たちからは多くの質問が寄せられ、終了後にも意見交換を希望する声が相次ぎました。これは、岡山大学の取り組みに対する関心の高さを示しています。特に、国連貿易開発会議(UNCTAD)の技術・ロジスティクス部門のアンヘル・ゴンサレス=サンス氏との対談では、さらなる連携の強化と新たなプロジェクトに関する協業の可能性について意見が交わされました。

岡山から世界へ



岡山大学は、国連の中枢機関であるUNCTADとの関係を強化し、持続可能な開発を支援するSTIの実施運営を推進します。地域に根ざしながら、世界に向けてその取り組みを発信し続けることを誓い、岡山大学の今後の活動に期待が高まります。

未来に向けた取り組み



今後も岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、地域中核の特色ある研究大学として、地域貢献とグローバルな視点を両立させた活動を展開していくことでしょう。そして、私たちの未来を創るために必要な人材の育成や、地域と地球の持続可能性を考える研究において、ますますの活躍が期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 サステナビリティ MIT

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。