医工系コース開講
2025-09-07 17:35:15

岡山大学TCカレッジが医工系コースの中級カリキュラムを実施

岡山大学TCカレッジが医工系コースの中級カリキュラムを実施


国立大学法人岡山大学は、2025年8月4日および7日の2日間にわたり、鹿田キャンパスでTCカレッジ「医工系TCコース」の中級カリキュラムとして「フローサイトメーター(基礎)」を開講しました。このセミナーは第88回医学部共同実験室セミナー「フローサイトメーターの基礎」を兼ねて行われました。

実施内容と参加者



講義は4日にオンラインでの座学が行われ、7日には対面とオンラインの両方を組み合わせたハイブリッド形式の実習が行われました。実習には医学系技術課の井澗美希技術専門職員、機器分析技術課の藤井匡寛技術専門職員が参加しました。さらに、群馬大学の萩原慶彦技術専門職員もオンラインで参加し、物質分析系コースの聴講生も含まれていました。

セミナーでは、総合技術部の礒本幸成技術専門職員が講師を務め、フローサイトメーターの構造や解析の原理について詳しく解説しました。2024年から導入された新型のフローサイトメーター「CytoFlex」の操作法や技術についても説明があり、実際に参加者によるサンプル測定を実施しました。

受講生の感想



受講生の一人、藤井技術専門職員は、「以前から学びたい分野でしたが独学では限界を感じていました。この講義を受け、多くのことを理解でき、モヤモヤが解消されました」と感想を述べました。井澗技術専門職員も「フローサイトメーターに関する知識を得ることができたのはとても貴重な体験でした」と語りました。

今後の展望



岡山大学の総合技術部本部長、佐藤法仁副理事は、「技術職員が実務操作に留まらず、理論的な理解を深めることが重要です。今後も技術職員の育成に力を入れていきます」と今後の展望を示しました。

このような中級カリキュラムは今後も順次開講され、岡山大学の研究・教育・臨床支援を強化することを目指しています。地域に根ざした教育機関として、岡山大学は絶え間ない変化を遂げていく予定です。技術職員のスキルアップを通じて、さらなる挑戦が期待されます。これからも岡山大学の総合技術部の活動にご注目ください。


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