岡山大ミーティング
2025-08-11 17:31:27

異分野融合を目指す岡山大学「微生物エクスプローラーズ」第5回ミーティングレポート

研究の最前線を探る:岡山大学「微生物エクスプローラーズ」第5回ミーティング



2025年7月28日、岡山大学津島キャンパスの共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて「微生物エクスプローラーズ」の第5回ミーティングが開催されました。これは、異分野の研究者が集まり、微生物を研究対象とした共同研究や新たな学問分野の創出を目指すプロジェクトです。

ミーティングの概要



今回のミーティングは、岡山大学の学術研究院環境生命自然科学学域から守屋央朗教授が発起人として挨拶を行い、教員、企業関係者、URA、コーディネーターなど20名が参加した中で進行しました。ハイブリッド形式での開催により、遠くの研究者も参加可能でした。

特別ゲストとして醸造・発酵機械メーカーの株式会社フジワラテクノアートから入江彰一氏が参加し、微生物研究の最新動向と産業応用について講演を行いました。入江氏は「固体培養技術:微生物と拓く新たな産業の可能性」と題し、固体培養技術の実際や、新たなものづくりにおける微生物の利用事例を紹介。質疑応答では参加者からの鋭い質問が飛び交い、白熱した議論が展開されました。

講演内容と討論



守屋教授による開会の挨拶の後、森泉准教授が「理科と気孔」、金尾教授が「硫黄を食べる微生物」というテーマでそれぞれ講演を行いました。これにより、異なる研究分野の視点から微生物に関する知見が深まる貴重な機会となりました。

続いて、自由討論の時間が設けられ、参加者が共同研究のアイデアを提案。学内および他大学・企業との連携の重要性が確認され、新たな研究の展開に向けた期待が膨らみました。こうした意見交換は、個々の研究が持つ可能性を広げ、今後の連携の礎となることでしょう。

交流会と今後の展望



ミーティングの後は、参加者同士の親睦を深めるための交流会が行われ、多様なバックグラウンドを持つ研究者たちが交流し新たなつながりを築きました。次回の第6回ミーティングは2025年9月に開催予定で、さらなる発展が期待されます。

「微生物エクスプローラーズ」とは



「微生物エクスプローラーズ」は、岡山大学内の微生物研究者が集まり、交わりながら新しい知識や技術を共有するためのネットワークを目指しています。この活動は、これまでの研究成果を元に新たな課題解決を模索し、広がりを持つ共同研究の拠点となることが目標です。また、地域および国際的な研究機関との連携を強化することで、微生物研究の基盤を築くことにも貢献しています。

岡山大学は、今後も地域社会に根ざした研究や国際的なネットワークの形成に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて邁進していきます。参加者の皆様、次回のミーティングへの期待を持ちつつ、微生物研究に関する新たな情報や共同研究のアイデアをお待ちしております。


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