岡山大学で中四国6大学が参加したPSI学生アイデアピッチを実施

岡山大学がホストするPSI学生アイデアピッチ

2025年2月15日、岡山大学の津島キャンパスにて「PSI学生アイデアピッチ」が開催されました。このイベントは、中四国地域の大学の学生が自身のビジネスアイデアを発表し合う機会で、約150人が参加しました。参加者は発表を通じて、アントレプレナーシップの可能性を感じ、交流を深めました。

多彩な発表が繰り広げられる

当日は、岡山大学を含む愛媛大学、岡山理科大学、島根大学、徳島大学、広島大学の6大学から各校2名ずつ選抜された学生たちが登壇。彼らは、社会課題の解決や地方創生に貢献するビジネスアイデアをプレゼンテーションしました。たとえば、岡山大学文学部4年の宇津駿介さんが紹介したアプリ「BOSOTTO」は、AIを利用してサウンドスケープを通じた癒しを提供するものです。このユニークな発想は、多くの注目を集めました。

同じく岡山大学の森本翔大さんは「超地方創生プロジェクト」というプロジェクトを発表しました。地域企業の特別な商品をECモールに展開し、地域経済を活性化する取り組みを提案し、参加者の心を掴みました。

評価と交流の時間

アイデア発表後には、協賛企業による講評が行われ、優れた発表をした学生には各賞が贈られました。その結果、宇津さんが「奨励賞」、森本さんは「オーディエンス賞」を受賞。この受賞を受けて、彼らは参加者としての経験が新たな可能性を開いたと語りました。

さらに、独立行政法人中小企業基盤整備機構の石井芳明部長の特別講演も行われ、学生たちにエールが送られました。受講者からは、「ビジネスを楽しむ力を実感した」との感想も寄せられ、参加者の意識の高さを再確認する機会となりました。

交流会での意見交換

イベントが終了した後、参加者たちは交流会に参加し、さらなる意見交換を行いました。岡山大学では、起業を目指す学生や教職員向けにスタートアップ・ベンチャー創出本部が設立されており、技術やビジネスプランの事業化に向けたサポートが行われています。興味がある方はぜひ相談してみてください。

このように、岡山大学での学生アイデアピッチは、多くの刺激と学びを提供する貴重な場となりました。歴史ある大学が、未来の起業家たちを育成していく姿勢にも期待が高まります。プレゼンの様子や交流会の様子は、オープニングムービーやエンディングムービーにまとめられているので、ぜひチェックしてみてください。

オープニングムービーとエンディングムービーはこちらから